自分や家族が癌になったら・・・。癌(がん)と正しく闘い、治療を成功させるための情報サイトです。

がんと闘うために

「抗がん剤」 一覧

なぜ抗がん剤は長期間に渡って行われるのか

抗がん剤は一般に、投与と休みを繰り返し、がん細胞の増殖、減少の様子を見ていきます。 1~2週目は連続して投与し3週間目は休む、1週間に1回を3週続けて4週目を休むなどといったサイクルを1単位として数回 ...

抗がん剤の副作用「下痢と便秘」対策

下痢と便秘は腸の動きが悪くなったり腸の粘膜がダメージを受けて起こるのですが、食欲不振や吐き気が生じることで水分量が減りこれらに拍車をかけます。 便秘には便を軟らかくする酸化マグネシウムが効果的で緩下剤 ...

抗がん剤の副作用「骨髄抑制」とその対策

抗がん剤の副作用でもっとも怖いのが骨髄抑制です。 骨髄は骨の髄(中心)にあって、血液をつくっているところです。新陳代謝が活発な場所なので、抗がん剤の損傷を受けやすいといえます。赤血球がつくられにくくな ...

抗がん剤の副作用「色素沈着」の対策

すべての抗がん剤で「顔色」がくすみかちになります。 特に5-FU系の薬を使っている間はあまり日光に当たらないほうがよいです。同じフッ化ピリミジン系の薬、ゼローダやTS-1を使っているときも同様です。特 ...

抗がん剤の副作用への対処方法

主な副作用と対処方法は次の通りです。 ■嘔吐・吐き気 ・治療当日は3、4時間前に消化のよいものを軽く食べるだけにしておきましょう ・嘔吐したときは、十分に水分を補給しましょう ■脱毛 ・頭皮にかゆみや ...

分子標的薬「リツキシマブ(リツキサン)」の効果と副作用

リツキシマブ リツキサン(全薬工業) 悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)、慢性リンパ性白血病 遺伝子工学的につくられた人工抗体CD20分子に特異的に結合するヒト型抗体製剤。 間質性肺炎、骨髄抑制、アナ ...

分子標的薬「卜レチノイン」の効果と副作用

卜レチノイン(ATRA。レチノイン酸=活性型ビタミンA) ベサノイド(中外) 急性前骨髄球性白血病 がん遺伝子がつくるたんぱく質のはたらきを抑え、がん細胞の増殖を抑える。内服薬。 発熱、呼吸困難、胸水 ...

分子標的薬「トラスツズマブ(ハーセプチン)」の効果と副作用

トラスツズマブ ハーセプチン(中外) 乳がん、卵巣がん 乳がん細胞のHER2受容体に結合してがん細胞を破壊するヒト型抗体製剤。EGFRに作用する。 悪寒、発熱など。心毒性(心筋障害など)に注意。 ・・ ...

分子標的薬「ゲフィチ二ブ(イレッサ)」の効果と副作用

ゲフィチ二ブ イレッサ(アストラゼネカ) 非小細胞肺がん 初のEGF受容体チ口シンキナーゼ阻害剤。がん細胞のみを狙い打ちする。内服薬。 急性肺障害、間質性肺炎。 ・・・ どうすれば、がんは治せるのか! ...

分子標的薬「イマチニブ」の効果と副作用

イマチニブ グリベック(ノバルティスファーマ) 慢性骨髄性白血病、消化管間質腫瘍 代表的な分子標的薬剤。チ口シンキナーゼを阻害し、白血病細胞を抑える。インターフェロン-αに耐性の患者にも効果がある。副 ...

ホルモン剤「プレドニゾ口ン」の効果と副作用

プレドニゾ口ン(PSL) プレドニゾ口ン(武田、東洋ファルマー他)、プレドニン(武州 - 塩野義)他 多発性骨髄腫、ホジキン病(悪性リンパ腫) 副腎皮質ホルモン剤。人工的にホルモンを投与することでがん ...

ホルモン剤「フルタミド」の効果と副作用

フルタミド オダイン(日本化薬)、フルタミド(小林化工 - ヤクルト)他 前立腺がん アンドロゲンの結合を阻害する。 肝臓障害、間質性肺炎、吐き気・嘔吐、抑うつ。 ・・・ どうすれば、がんは治せるのか ...

ホルモン剤「ゴセレリン」の効果と副作用

ゴセレリン ゾラデックス(アス卜ラゼネカ - キッセイ) 乳がん、前立腺がん、子宮体がん GN-RHアナ口グ。エスト口ゲンやテストステ口ンの分泌を抑える。 更年期障害に似た症状。 ・・・ どうすれば、 ...

ホルモン剤「リュープロリド」の効果と副作用

リュープロリド(別名リュープ口レリン) リュープリン(武田) 乳がん、前立線がん 抗ホルモン剤。ゴナドトロピン分泌ホルモンの作用を抑え、男性ホルモンの分泌を低下させる。徐放剤。 ほてり、女性化乳房、性 ...

ホルモン剤「エキセメスタン」の効果と副作用

エキセメスタン アロマシン(ファイザー) 乳がん アルマターゼ阻害剤。他のホルモン剤と併用しても耐性がない。 皮膚の障害。 ・・・ どうすれば、がんは治せるのか!? 標準治療(手術・抗がん剤・放射線) ...

クレスチンが使われるがんと副作用

クレスチン(PSK) クレスチン(呉羽化学 - 三共) 胃がん、大腸がん、小細胞肺がん カワラタケの菌糸から抽出。現在はほとんど使用されていない。 悪心、吐き気・嘔吐、食欲不振、下痢、発疹。 ・・・ ...

インターフェロンβが使われるがんと副作用

インターフェロンβ(IFN-β) フェロン(東レ)、IFNβモチダ(持田)他 脳腫瘍(膠芽腫、星細胞腫、髄芽腫)、メラノーマ 直接・間接的にがん細胞に作用して増殖を抑える。 骨髄抑制、間質性肺炎、注射 ...

インターフェロンαが使われるがんと副作用

インターフェロンα(IFN-α) スミフェロン(住友)、IFNαモチダ(持田)、オーアイ工フ(大塚)他 慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、腎臓がん 免疫作用に関係するが、くわしいメカニズムは不明。直接・ ...

オキサリプラチンが使われるがんと副作用

オキサリプラチン(L-OHP) 大腸がん フルオロウラシルに耐性を示す大腸がんに有効とされる。 血便、血尿、神経障害、視覚の異常、排尿障害、心拍の異常。 ・・・ どうすれば、がんは治せるのか!? 標準 ...

ネダプラチンが使われるがんと副作用

ネダプラチン(254-S) アクプラ(塩野義) 食道がん、子宮がん、頭頸部がん がん細胞の核酸の合成をさまたげ、DNAの複製を抑える。日本で開発された。 骨髄抑制、頭痛、けいれん、ショック症状、手足の ...

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