抗がん剤によって脳の延髄にある嘔吐中枢が刺激されたり、小腸から遊離したセロトニンか原因となって吐き気が起こります。
投与開始後24時間以内に起こる急性期と、24時間以降に出現する遅延性に分類されます。急性期の嘔吐には、セロトニンが深く関与していることがわかっているので、セロトニン受容体拮抗剤が治療に使われます。遅延性嘔吐には、セロトニンの関与は小さく、原因はまだ不明です。治療にはステロイドが使われます。
<吐き気を起こしやすい抗がん剤>
イホスファミド(商品名:イホマイド)、イリノテカン(商品名:トポテシン、カンプト)、カルボプラチン(商品名:パラプラチン)、シクロホスファミド(商品名:エンドキサン)、シスプラチン(商品名:ブリプラチン、ランダ)、ドキソルビシン(商品名:アドリアシン)
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どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる?
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