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食道がん

食道がんの種類:9割以上が扁平上皮がん。腺がんが増加中

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がんの診断では、がんの種類を特定しておくことも大切です。種類によって性質が異なり、効果的な治療法も違うためです。

食道がんは、主に扁平上皮がんですがまれに腺がんもあります。扁平上皮がんは、粘膜を覆う粘膜上皮から発生します。日本人では90パーセント以上を占めます。

残るがんの大部分は、腺がんという胃の近くにある腺上皮細胞から発生するタイプです。腺がんは欧米に多い食道がんで、これまで日本人には少なかったのですが食生活の欧米化にともない、増加傾向にあります。

■粘膜上皮からできる扁平上皮がん

粘膜上皮に並ぶ、平べったい形状をした扁平上皮細胞ががん化したもの。食道の上部や中央部に発生しやすい。腺がんに比べ、化学療法や放射線療法の感受性が高い。

<特徴>
・日本人の食道がんの約90%を占める
・危険因子は、喫煙と多量飲酒、刺激的な食べ物など

■腺細胞からできる腺がん

食道壁には、粘膜の表面を覆う粘液を分泌する「食道腺」がある。食道腺は「腺細胞」から成り、食道腺ががん化したのが腺がん。胃がんと同じ性質をもっている。

<特徴>
・胃と食道の接合部にできやすい
・喫煙やバレット食道が危険因子
・白人男性に多いなど

■ごく稀に特殊な腫瘍ができることもある

食道がんのほとんどが、扁平上皮細胞と腺細胞から発生します。しかし、稀に食道にできる腫瘍として、次のようなものがあります。

・稀に起こるがん
皮層がんの1つであり、色素細胞から起こる悪性黒色腫、胎盤を構成する絨毛から生じる絨毛がん、内分泌細胞から生じる内分泌細胞がん、未熟な細胞ががん化した未分化細胞がんなどが、発生することがあります。がんと肉腫が混合した、がん肉腫が発生することもあります。また、粘膜下層に発生する消化管間質腫瘍などもあります。

・良性腫瘍
食道壁の平滑筋にできる平滑筋腫が、稀に起きます。ポリープもできる場合がありますが、どちらも治療の必要はありません。

これらの腫瘍は、食道の腫瘍の1パーセント未満です。ほかの部位のがんが、食道に転移することで現れる場合もあります。

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