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がんと闘うために

「乳がん」 一覧

乳がんとメラトニン(夜働く影響)

女性の乳がんの原因についての考えとして、「メラ卜ニン仮説」が提唱されています。 メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで、生体の時間リズムの調節にかかわっており、午前1~2時ころに分泌量が最大に ...

アルコール(お酒)の摂取と乳がんのリスク

アルコールと乳がんについての42件の疫学研究をまとめたところ、1日ワインをグラス1杯ていどの少量飲酒でも、乳がんリスクが1O%高くなりました。 米国ボストン大学のグループによるこの研究は、「米国疫学雑 ...

電磁波(電気毛布)と乳がんリスク

電気毛布から発生する電磁界によって、乳がんリスクが高まる可能性が言われていましたが、米国の看護婦を対象にした大規模な調査では、はっきりしたりスクの上昇はありませんでした。 ハーバード大学のグループによ ...

授乳と乳がんの関係とは

授乳と乳がんについて、これまでの疫学研究をまとめると、全体としてははっきりしませんが、閉経前の女性で、長期間の授乳経験がある場合に、リスクが下がる傾向がありました。 米国の国際疫学研究所の研究者による ...

乳がんでリンパ節を廓清(切除)するかどうかの基準は?

乳がんの転移はまず、わきのリンパ節に起きることが多いです。 そのため手術の前には必ず、わきの触診や超音波検査を行い、転移が見つかれば、手術でリンパ節も広く切除します。触診などで転移が分からない場合は、 ...

非浸潤乳がんでリンパ節の転移を調べる意味とは

乳がんの温存療法には、病理医と放射線科医が連携し、がんの広がりの範囲を正確に診断することが欠かせません。 乳がん手術後には通常、わきのリンパ節を切除しますが、非浸潤がんなら、切除しなくてよいとされてい ...

非浸潤性乳がんでも手術が薦められる理由は?

がんには、周囲の組織に入り込んでいく性質があります。 これを「浸潤」といい、がんが体をむしばむ「悪性」の病気である理由の一つです。非浸潤は、がんが周囲の組織に潜り込んでいない状態を指します。乳がんが周 ...

おなかの脂肪を使う乳房再建方法とは

乳房再建には、大きく分けて、シリコーンなど人工物を使う方法と、自分の体の一部を移植する方法があります。 後者では以前、腹部や背中の筋肉を使事う方法が主流でしたが、1990年代、おなかの脂肪を使う方法が ...

乳がんの抗がん剤治療の副作用「脱毛」対策

脱毛は、抗がん剤によって、抜けるものと抜けないものがあります。 ただしタキサン系の薬では、脱毛はほぼ必発です。予防する方法は今のところないので、この薬を使う予定の人は、施行する前にウィッグを用意してお ...

乳がんの抗がん剤治療の副作用と対策「吐き気」

抗がん剤治療では、個人差はあるものの、多くの場合、副作用があります。ほかにも、それぞれの抗がん剤ならではの特徴的副作用がある場合があるのも事実です。 ■吐き気対策 吐き気や嘔吐には個人差があります。ま ...

乳がんの最初の手術の後に行われる化学療法とは?

乳がんの最初の手術の後に、ホルモン療法、抗がん剤治療、分子標的薬をどのように組み合わせるのでしょうか。 その方法は2年に1度、スイスのザンクトガレンで行われる国際乳がん会議で決められます。日本でも、そ ...

乳がん治療に使われるホルモン治療薬の種類

ホルモン療法には、女性ホルモンのエストロゲン自体をつくらなくする方法と、ホルモン受容体(レセプター)に付いてエストロゲンが結合するのを阻止する方法がありますが、閉経前か閉経後かによってエストロゲンの産 ...

乳がんホルモン治療の目的

がん治療の3大療法は、手術療法・化学療法・放射線療法ですが、乳がんの中には、女性ホルモンの応援を受けて、分裂・増殖が促進される性質を持ったものがあります。 そこで女性ホルモンの働きをストップさせれば、 ...

乳がんの主な原因

1.生殖・出産関連の要因 乳がんの発生には、エストロゲン(女性ホルモン)が重要な働きをしており、例えば、初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、初産年齢が遅い、出産経験が少ない、授乳歴がないなどのエストロゲン ...

増える乳がんと自己検診

乳かんは確実に増えています。 日本で乳がんになる人は、1年間に約4万人、そして死亡する人は約1万人。欧米諸国では、なる人は増えていますが 死亡率は減ってきています。その差は何かと考えますと、検診受診率 ...

乳がん術後の定期検診と生活

手術が終わり、補助療法が終了しても、10年間は定期的に検査を受けることが大切です。 定期検診の時期は、術後2、3年目までは、3カ月ごと、それ以降は半年から1年ごとに行いましょう。定期検診は手術を受けた ...

乳がんの手術後の注意点(リンパ浮腫関連)

乳がんの手術後は、リンパ浮腫を悪化させないためにも手術した側の腕にけがをしないことが大事です。 ・乾燥肌の人は保湿クリームなどで肌を保護しましょう。 ・土いじりをするときには、けがや感染を防ぐために、 ...

乳がん治療後のリンパ浮腫について

リンパ浮腫とは、手術でわきの下のリンパを切除したり、放射線治療によりリンパ管が細くなったりしたことで、リンパの流れが悪くなり、リンパ液が皮下にたまる状態をいいます。 リンパ浮腫が起こる時期や程度には個 ...

乳がんに使われる分子標的治療薬

分子標的治療薬とは、がん細胞の増殖や発生、転移に関係している特定の遺伝子やたんぱく質に作用して、がん細胞の増殖を抑制する薬で、HER2が陽性の乳がんに効果があります。 HER2とは、細胞の表面にあるた ...

乳がんの抗がん剤治療と副作用

乳がんの抗がん剤治療には内服薬と静脈注射の2種類があり、ほとんどの場合2~3種類組み合わせて使われます。 従来はCMFという組み合わせが多く使われていましたが、術後補助療法の場合、アンスラサイクリン系 ...

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