自分や家族が癌になったら・・・。癌(がん)と正しく闘い、治療を成功させるための情報サイトです。

がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年07月 」 一覧

T細胞とは

T細胞は、「胸腺(Thymus)」で成熟するためこの名があります。 ただし、胸腺で訓練を受けたリンパ球のうち、T細胞として送り出されるのは、たった5%ほどだけです。T細胞は、免疫の中心を担うエリート集 ...

手強い相手に対処する「獲得免疫」のシステムとは

獲得免疫システムの流れ ①敵の情報を受け取る ヘルパーT細胞やキラーT細胞が敵の抗原の情報を受け取ります。 ②実行部隊が発動する ヘルパーT細胞から指令を受け取ったB細胞と、キラーT細胞が、働き始めま ...

免疫における樹状細胞のはたらき

免疫の第一段階の働きが、「自然免疫」です。 自然免疫をつかさどる細胞は、侵入者がいないか体内を巡回し、あやしいものに遭遇すると、すぐにあの手この手で攻撃を始めます。口や鼻、傷口などから侵入した細菌やウ ...

自然免疫のシステム

自然免疫のシステムでは、侵入者がくると、すぐに活動を開始します。 ・侵入者 ・「自分」ではないもの 体内に侵入した細菌などの異物はもちろん、自分の体の一部であることを示す「しるし」のない細胞や、ちがう ...

アレルギーと免疫

体を守る免疫の仕組みはとても精巧です。 そのバランスが少し崩れるだけでも、私たちの健康には大きな影響が出てきます。免疫の病気として、もっともよく知られているものが、「アレルギー」です。 本来、身体に害 ...

自然免疫と獲得免疫

免疫とは、体の中に侵入してきたウイルス・細菌などの外敵や、ウイルスなどに感染した細胞を攻撃し、病気にかからなくする仕組みです。 その名前のとおり、「病気(疫)を免れる」体の働きです。免疫をつかさどるの ...

免疫とは?体を内側から守る精巧な仕組み

体を守るためには、侵入者をいち早く見つけ、撃退する「速攻」と、外敵に備えて武器をつくり、精鋭部隊を訓練する「備え」が欠かせません。 ・細菌やウイルスなどの侵入者を撃退する ・体内の異物を取り除く 免疫 ...

日本のがん対策基本法とは

がん医療の平等化を図ることを目指した"がん対策基本法"が、2007年4月1日から施行されました。 わかりやすくいうと、大都市に住む患者と地方都市で暮らす患者の受けられる医療に差が生じてはいけないと作ら ...

なぜ抗がん剤は長期間に渡って行われるのか

抗がん剤は一般に、投与と休みを繰り返し、がん細胞の増殖、減少の様子を見ていきます。 1~2週目は連続して投与し3週間目は休む、1週間に1回を3週続けて4週目を休むなどといったサイクルを1単位として数回 ...

抗がん剤の副作用「下痢と便秘」対策

下痢と便秘は腸の動きが悪くなったり腸の粘膜がダメージを受けて起こるのですが、食欲不振や吐き気が生じることで水分量が減りこれらに拍車をかけます。 便秘には便を軟らかくする酸化マグネシウムが効果的で緩下剤 ...

抗がん剤の副作用「骨髄抑制」とその対策

抗がん剤の副作用でもっとも怖いのが骨髄抑制です。 骨髄は骨の髄(中心)にあって、血液をつくっているところです。新陳代謝が活発な場所なので、抗がん剤の損傷を受けやすいといえます。赤血球がつくられにくくな ...

抗がん剤の副作用「色素沈着」の対策

すべての抗がん剤で「顔色」がくすみかちになります。 特に5-FU系の薬を使っている間はあまり日光に当たらないほうがよいです。同じフッ化ピリミジン系の薬、ゼローダやTS-1を使っているときも同様です。特 ...

乳がんの抗がん剤治療の副作用「脱毛」対策

脱毛は、抗がん剤によって、抜けるものと抜けないものがあります。 ただしタキサン系の薬では、脱毛はほぼ必発です。予防する方法は今のところないので、この薬を使う予定の人は、施行する前にウィッグを用意してお ...

乳がんの抗がん剤治療の副作用と対策「吐き気」

抗がん剤治療では、個人差はあるものの、多くの場合、副作用があります。ほかにも、それぞれの抗がん剤ならではの特徴的副作用がある場合があるのも事実です。 ■吐き気対策 吐き気や嘔吐には個人差があります。ま ...

乳がんの最初の手術の後に行われる化学療法とは?

乳がんの最初の手術の後に、ホルモン療法、抗がん剤治療、分子標的薬をどのように組み合わせるのでしょうか。 その方法は2年に1度、スイスのザンクトガレンで行われる国際乳がん会議で決められます。日本でも、そ ...

乳がん治療に使われる新しい薬、分子標的薬

分子標的薬とは、がん細胞に特有の分子、もしくはがん細胞に特別に多い分子を標的に狙い打ちして、がん細胞を攻撃する薬です。 正常細胞にはダメージを与えにくく、副作用が少ない新種の抗がん剤です。乳がんに有効 ...

乳がん治療に使われるホルモン治療薬の種類

ホルモン療法には、女性ホルモンのエストロゲン自体をつくらなくする方法と、ホルモン受容体(レセプター)に付いてエストロゲンが結合するのを阻止する方法がありますが、閉経前か閉経後かによってエストロゲンの産 ...

乳がんホルモン治療の目的

がん治療の3大療法は、手術療法・化学療法・放射線療法ですが、乳がんの中には、女性ホルモンの応援を受けて、分裂・増殖が促進される性質を持ったものがあります。 そこで女性ホルモンの働きをストップさせれば、 ...

乳がんの主な原因

1.生殖・出産関連の要因 乳がんの発生には、エストロゲン(女性ホルモン)が重要な働きをしており、例えば、初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、初産年齢が遅い、出産経験が少ない、授乳歴がないなどのエストロゲン ...

増える乳がんと自己検診

乳かんは確実に増えています。 日本で乳がんになる人は、1年間に約4万人、そして死亡する人は約1万人。欧米諸国では、なる人は増えていますが 死亡率は減ってきています。その差は何かと考えますと、検診受診率 ...

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