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がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年04月 」 一覧

肺がん手術前に行う抗がん剤や放射線治療

手術の前に化学療法や放射線療法を行うことを、術前導入療法あるいは術前治療といいます。 この術前治療は1980年代後半から90年代にかけて、局所進行非小細胞がんに対してさかんに行われました。術前治療を行 ...

肺がん手術後の抗がん剤治療は必要か

手術を行った肺がんは手術だけで治癒する場合もありますが、病期が進んでいた場合には再発率が高くなります。 術後の再発を防ぐために化学療法や、放射線療法、化学放射線療法が行われてきましたが、10年ほど前ま ...

肺がんの抗がん剤治療の副作用

抗がん剤の主な副作用としては、患者自身が自覚できる脱毛、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、疲労感、神経症状、口内炎、皮膚の発疹などの症状があげられます。 このほかに、医師の検査によってわかる白血球の減少、 ...

高齢者に対する肺がんの抗がん剤治療

肺がんは高齢者に多いがんです。 高齢者を何歳以上とするかについては一定の決まりはありません。後期高齢者という言葉を使うようになりましたが、これは75歳以上をさしています。 肺がんの化学療法を行う場合も ...

非小細胞がんの抗がん剤治療の進め方

非小細胞かんには腺がんをはじめ、多くの組織型が含まれています。 非小細胞がんの場合、通常、化学療法としては腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん、腺扁平上皮がんには、同一の抗がん剤の併用化学療法が行われてい ...

小細胞肺がんの化学療法(抗がん剤治療)の効果

小細胞がんは非小細胞がんと比較して、がんの増殖速度が速く、早期に転移します。 しかし、抗がん剤がよく効く場合が多く、なかには抗がん剤治療だけで治ってしまう場合もあります。小細胞がんは病期分類のほかに「 ...

肺がんの抗がん剤治療の効果と副作用

抗がん剤治療のことを化学療法と呼びます。 肺がんの化学療法については、以前は効果がほとんどないのではないかといわれていましたが、現在ではその有効性を疑う医師はほとんどいなくなりました。 もちろんすべて ...

肺がんの手術以外の治療法

肺がんの患者の半数以上は手術の対象となりません。 すなわち肺がんの場合は、すでに病期がⅢ期、Ⅳ期と進行した状態で発見される場合が多いということです。これは肺がんでは症状が出にくい、進行が速い、X線では ...

肺がん手術後の運動はいつから可能か

運動は様子を見ながらですが、散歩程度ならば1か月以内で可能です。 散歩も500mくらいからはじめて、徐々に伸ばしていくのがよいでしょう。正常の呼吸機能があった人の肺葉切除までの手術ならば3か月たてば、 ...

肺がん手術後に痛みは出るか?

肺がんの術後早期は痛み止めの薬を使って十分痛みを取り除きます。 退院後に傷の痛みを心配する人もたくさんいますが、ほとんどの患者は、鎮痛剤を使用せずに日常生活を送れます。退院するころには、痛みは傷口より ...

肺がん手術後の日常生活の注意点

手術が終わって退院するまでは、20年前には1か月くらいかかっていましたが現在ではおよそ1週間くらいです。 患者さんの年齢、手術方法、術後合併症などにより退院までの期間が異なりますが、標準手術で術後順調 ...

肺がん手術後の予後と生存率

肺がんは病期と組織型により予後が異なります。 小細胞がんと非小細胞がんでも予後が異なりますが、小細胞がんが手術対象となることはきわめて少なく小細胞がんの全切除例に占める割合は3%程度です。肺がんの組織 ...

肺がん手術後の合併症「肺塞栓」とは

手術直後から3日ほどが肺塞栓の起こりやすい時期です。 手術の後は血液が固まりやすく、主に足からおなかの太い静脈に血のかたまり(血栓)ができることがあります。この血栓がなんらかの機会に流れ出して、心臓か ...

肺がん手術後の合併症「肺炎」

術後1週間くらいまでが起こりやすい時期です。 術後は肺の中に痰がたまりやすくなり、その痰をちゃんと出せずにいると、たまった痰に細菌が感染してしまいます。これが肺炎で、手術担当医が常に警戒する重要な合併 ...

肺がん手術後の合併症「肺瘻(はいろう)」

肺瘻は、手術直後から起きることがあります。 肺を切り分けたり、胸壁からはがすときに肺に小さな傷をつけてしまったりすることがあり、ここから空気がもれることを肺瘻といいます。縫い閉じたり、シート状の接着剤 ...

肺がんの手術時に輸血はするのか

肺がんの手術の出血量は条件がよければ100ml以下です。 ほとんど血か出ないこともあります。多少胸の中の状態が難しい人でも、出血量が300ml程度までなら輸血をしなくてもすむことがほとんどです。普通の ...

肺がんの手術にかかる時間

肺がんの手術にかかる時間はさまざまです。 通常の肺がんの標準手術である「肺葉切除」あるいは「肺全摘」と「縦隔リンパ節郭清」を行う場合には2~3時間くらいです。縮小手術の「部分切除」ならば1時間くらいで ...

肺がんにおける胸腔鏡手術とは

肺がんに対する胸腔鏡手術はすでに一般化しています。 胸腔鏡手術の最も大きな利点は、手術による傷が小さく痛みが少ないことです。これを「低侵襲手術」と呼びます。胸腔鏡手術は低侵襲手術であるために、手術後の ...

肺がん手術の「合併切除」

肺の周囲にはさまざまな組織があります。 外側には胸壁があり陰内側には心膜、心臓、心臓につながる太い上大静脈、鎖骨下動脈などがあります。肺がんは肺を覆う胸膜を破ってこれらの周囲組織に浸潤することがありま ...

肺がんで切除範囲の小さい縮小手術を行うとき

肺がんの縮小手術(切除範囲を小さくする手術)が選択される場合には2つの理由があります。 1つは高齢あるいは呼吸機能が不良で、標準手術のリスクが高いと判断された場合です(消極的縮小手術)。もう1つは、が ...

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