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がんと闘うために

「 月別アーカイブ:2013年06月 」 一覧

がん検査におけるMRIの役割

がんの診断用として、すでに多くの病院に普及している装置が「MRI」です。 MRIは、X線CTやPETなどと同じ画像診断装置ですが、これらの装置とは異なり、放射繰は使いません。代わりに、強力な磁場を利用 ...

がん検査に使われるヘリカルCTとマルチスライスCT

従来の普及型のCTの技術を大幅に進歩させ、非常に小さながんをも立体的な画像として描き出すのが、「マルチスライスCT」です。 この診断装置は、主要な医療機関にしか備えられていませんが、現在、普及が進んで ...

がんの超音波内視鏡検査とは

超音波診断として一般的なものは、超音波スキャナー(通称"エコー")だといえます。 これは、体外から内臓の断面を見る診断技術として、国内ではすでに広く普及しています。超音波は、人間の耳には聞こえない高い ...

がん細胞の最大の脅威は転移

転移とは、がん細胞が遠く離れた場所に移動し、そこに第2の腫瘍を形成する能力です。 もし腫瘍がつねに1つしかなく、それが他の場所に移動することも決してないなら、外科手術によっていつでもそれを除去できます ...

発がん物質を排除して生活することはできるのか

2013/06/30   -がん全体
 

がんの原因となったりがんになりやすくする物質は存在します。 なかでも喫煙の発がん性はよく調べられている古典的な例です。肺がんになる人のほとんどは喫煙者です。しかしタバコを吸う人が必ずがんになるわけでは ...

禁煙するだけでがんリスクは半減する

たとえヘビースモーカーでも、禁煙すれば、その後のがん発症の危険度がしだいに低下することは、統計的に明らかになっています。 禁煙を10年間続けると、がん発症のリスクは、喫煙を続けていたときに比べて、30 ...

がんを発症する5つの原因

ある人ががんになりやすいかどうかは、その人がどんな体質で、どういう病歴をもち、どのような生活環境で暮らしているかを見れば、おおむね推測することができます。 つまり、明らかにがんになりやすい人がいるので ...

がん細胞が脳に転移するしくみ

正常な脳の血管には、血液脳関門という異物を止めるしくみが存在します。 これは、脳の血管のバリアー(障壁)構造です。脳の血管では、内皮細胞と内皮細胞の間の接着がふつうの毛細血管よりしっかりしており、また ...

がんが心臓に転移しない理由

心臓に転移したという事実はなく、限りなく転移しにくいといえます。転移しにくいのはなぜなのか、ということを考えると、ひとつは、毛細血管のネットワークがなければ、がん細胞が血管に詰まることがないので、転移 ...

がん細胞は血流が激しいところでも漂着できるのか

末梢の血管では血液の流れが遅くなります。 そのような血管中では、リンパ球などの正常な白血球が血管の内壁に結びつきやすくなることがあります。人間の体を侵入者から守るために、白血球は体内をパトロールしてい ...

血管壁に漂着したがん細胞はそこで増殖するのか

そこで増殖することもあれば、がん細胞の動きが激しい場合には卵管の細胞と細胞の間から血管の外へ出ていく場合もあるといえます。 栄養はたしかに血管内のほうが多いが、外の組織にも栄養は出ているので、がん細胞 ...

血液が滞留しやすい場所はがんが転移しやすいのか

がん細胞は血液に乗って移動するため、血液が溜まるような場所には転移しやすいといえます。 たとえば肺です。肺には、炭酸ガスや栄養の壊れたものが動脈に乗って戻ってきます。そしてここでは、それらに代わって血 ...

がん細胞が転移しやすい臓器はあるのか

がんの近くにあるリンパ節には一般に転移しやすいですが、それ以外にも、がんの種類によって、転移しやすい組織の傾向があります。 たとえば、胃がんや大腸がんは肝臓に転移しやすく、脳腫瘍は肺に転移しやすい、と ...

がん細胞の特徴「がん細胞は外から血管を呼び込む」

腫瘍細胞は大量の栄養を必要とします。 腫瘍細胞が増殖して直径1ミリ以上の固まりになると、そのままでは内部に栄養や酸素が届かなくなります。このような状態になると、腫瘍細胞は中心部分から死滅すると見られて ...

がん細胞の特徴「がん細胞には寿命がない」

ほとんどの細胞は、永久に分裂し続けることはできません。 皮膚の細胞も内臓の細胞もそうです。例外は、精子や卵子をつくる「生殖細胞」、それに、さまざまな種類の細胞に変化する能力をもつ「幹細胞」と呼ばれる細 ...

がん細胞は死ぬべきときに死なない

人間をはじめとする生物が1個の受精卵から生まれ育つときや、成長後に体を正常に維持していくときには、細胞の増殖をコントロールするしくみが非常に大切です。 同時に、不要な細胞を積極的に排除するしくみもまた ...

がん細胞の7つの特徴

とめどなく増殖するがん細胞も、本来は、私たちの体の一部をなす細胞です。 しかし、遺伝子の変異を積み重ねた結果、それらの細胞はまるで細菌などの単細胞生物のようにどこまでも利己的に振る舞うようになったので ...

がん細胞と正常細胞との違い

がんの原因はさまざまであり、がん細胞そのものの性質も多種多様です。 しかし、多くのがん細胞に共通する性質も、いくつか知られています。たとえば正常な皮膚の小片を切り取り、組織培養液を加えた容器(シャーレ ...

がん患者のための「ホスピス」とは

一般病院が、患者の延命を目的とした治療の場であるのに対し、「ホスピス」は、病状が進んで回復の見込みのない患者が、人生の最終章をなるべく人間らしく過せる場として用意された施設です。 もちろんがんだけでは ...

がん患者は自宅療養(在宅治療)が可能か

日本人の圧倒的多数、とりわけ高齢者のほとんどは、「死ぬときは病院ではなく、住みなれた自分の家で・・・」と願っているようです。 しかし現実には、自宅で死ぬ人は8人に1人にすぎません。つまり、現在の日本人 ...

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