■がんの危険因子を避ければがんのリスクを減らせる
毎日大量のお酒を飲む習慣や、長期間の喫煙習慣は食道がんの発症リスクを高めてしまいます。ですから食道がんの予防には、まずは禁煙が欠かせません。
飲酒に関しては、特にお酒を飲むと顔が赤くなる人は、要注意です。このようなタイプの人は、遺伝的にアルコールを分解する力が弱く分解過程でのアセトアルデヒドという物質が体内に留まりやすく、それが発がんに関係します。ぜひ禁酒しましょう。赤くならない人も、できるだけ飲酒量を減らす努力が必要です。
「熱さや辛さなど食道に刺激を与える食べ物を避ける」「ビタミン・ミネラル、食物繊維が豊富な野菜をたっぷりとる」「肥満や運動不足を解消する」といったことを心がけて、発がんを防ぎましょう。
■定期的に健康診断や人間ドックを受けることも重要
食道がんは早期には自覚症状がなく、気づかないまま静かに進行していきます。進行すると治療が難しくなるだけでなく食道のあちこちに発がんしたり、ほかの臓器に重複がんができたりします。
食道がんのリスクが高い人は、定期的に検診を受けて、早期に発見することを心がけましょう。
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