過去の歴史的いきさつのゆえに葬り去られようとしていた薬剤が新たに注目されています。それは「サリドマイド」です。
1950年代~60年代、妊娠中に鎮静剤としてサリドマイドを服用した女性から、非常に高い確率で奇形児が生まれ、大きな社会問題となりました。このためまもなくサリドマイドは使用禁止になったのです。
ところが最近、この薬が強力な血管新生阻害剤であることが明らかにされました。2000年のアメリカ血液学会でも、「この薬は、再発して治療がたいへん困難になった一部の骨髄腫に治療効果がある」と複数の医療施設が報告しました。
以来、同様の報告が各国よりなされ、病気の改善を認めるものが約30パーセント、少なくとも病気の進行は阻止されるとするものを含めると半数以上の患者で効果が得られるということです。
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