生存率とはがんの診断を受けた人が、(治療期間をも含めて)その後の一定期間を生存できる確率のことです。
もっともよく用いられるのは「5年生存率」で、これは、同一のがんの患者全員の中で、治療開始から5年後に生きている患者の数をパーセントで表したものです。
1年生存率、3年生存率、10年生存率などの確率が使われることもあります。進行の非常に早いがんについては、しばしば1年とか2年という短期間の生存率が使用され、また進行の遅いがんについては10年あるいは15年という長期間の生存率が用いられることもあります。
生存率の計算は、次のようにして行います。たとえば、あるがんに侵された患者100人のその後を調査し、5年後までに30人が死亡し、70人が生存していれば、このがんの5年生存率は70パーセントとされます。
生存率は、がんの治療を行っている個々の医療機関が行い、それらのデータを地方自治体や国(厚生労働省)が集計し、平均値を発表します。ただし、生存率が意味する「生存」は、単に生きていることをいい、たとえ植物状態でも生存者に数えられます。そこでは、生活の質(QOL)や"生存の質"は考慮されません。
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