■入浴などはできる?
シャワーを浴びられるようになるまでは、蒸しタオルで体を拭く清拭や、足だけを洗う足浴などを行います。基本的には看護師が行ってくれますが、家族も一緒に行うと患者さんはいっそうリラックスできるでしょう。
■排泄はトイレでできる?
全身麻酔の場合は、尿道から膀胱に管を入れています。管を抜いた後は、ベッドの上での排泄からはじめ、徐々にトイレ歩行の練習をします。早い場合は翌日からトイレで排泄できます。ベッド上で排泄するときや、トイレ歩行を手伝ってもらうときは、少し余裕を持って看護師を呼びましょう。
■眠れないときは?
どうしても眠れないときは、主治医や看護師に相談しましょう。心身の回復のためにもよく眠ることは必要なので、無理をしないことが大切です。ある程度回復してきたら、昼夜逆転しないように昼間の睡眠はほどほどにしましょう。
■手術後はどんな食事ができる?
点滴から徐々に、水分、流動食、おかゆ、普通食へと進んでいきます。消化器の手術などで、食事を十分とれるようになるまで時間がかかる場合は、中心静脈栄養という高カロリーの点滴を行います。
■痛みがおさまらないとき
痛みをがまんしていると、ストレス物質が増えて、心身を消耗させるため、回復の妨げとなります。痛いと感じたときは、遠慮しないで医師や看護師にどのように、どのくらい痛むかを伝えましょう。
■手術後に起こりやすい合併症は?
以下の可能性があります。
・感染
創部(キズ)や縫合部(つなぎ合わせた部分)に細菌が感染する。
・出血
創部や縫合部から出血する。
・無気肺
気管や気管支に痰などがつまり、肺が十分に膨らまなくなる。
・肺炎
痰が出せずに肺にたまって肺炎になる。※無気肺や肺炎は、高齢者や呼吸器に持病のある人、喫煙者はとくに注意が必要です。
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