手術を受けた乳房内に乳がんが再発して平然としていられるわけはありません。
たとえ局所であっても、再発=命とりと考えてしまいがちです。ただ、局所再発については、その後の生命には影響しないという考え方もあります。がんで死亡するのは、ほとんどが遠隔転移によるものです。
乳がんには早い段階から遠隔転移するものがありますが、遠隔転移するかしないかは、がんとその患者の力関係で決まることで、局所再発は生命を左右しないということです。
そして、がんが発見された時点では、遠隔転移するようながんはすでに転移を起こしているので、手術方法は予後を左右しないという考え方も成り立ちます。
一方、局所再発した乳がんが新たに転移する能力を獲得することもないとはいえません。最初はおとなしい乳がんだったのに、時間的な経過とともに悪性度を増すことをまったく否定することはできません。
ですから、局所再発を過剰に恐れるのもこれまでのデータからみて適切ではありませんが、極力、局所再発を防ぐ努力をしたほうが無難だと考えられています。
・・・
どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる?
詳しくはこちらのページで