食通がんの場合、早期がんか進行がんかは、食道壁のどの部分までがんが潜っているのかとリンパ節や周囲の臓器へがんが広がっているかどうかが決め手になります。
がんが、食道の壁の一番浅い粘膜内にとどまっておりリンパ節やほかの臓器に転移がない状態、あるいは粘膜を出て広がっているが、リンパ節やほかの臓器には転移がないのが「早期がん」、食道の壁を貫いてリンパ節や周囲の臓器へがんが広がっていたり、ほかの臓器へ転移があるのは「進行がん」です。
一般的には、がんの進行の度合いによってステージで分けられます。0期からⅣ期まで、数字が少ないほうが予後もよいです。食道から離れたリンパ節や臓器などに転移がある場合には、緩和ケアや延命治療を受けることになります。内視鏡検査の進歩で、以前に比べれば早期に見つかる人が増えてはきたものの、食道がんの場合、まだまだⅢ期、Ⅳ期といった段階でがんが発見される人のほうが非常に多いのが実情です。
胃の内視鏡検査のときに食道まで見てもらったり、食べ物を飲み込んだときに少しチクチクする感じがするなど、ちょっとでもおかしいと思ったら消化器科、消化器内科、胃腸科をすぐ受診するといった形で、少しでも早い段階で検査と治療を受けるようにしましょう。
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