「 ktsteavensの記事 」 一覧
進行がんとは?
早期がんと対比して用いられる言葉で、がんが進展していることを示す表現です。 医学的には、がんの成長によって1つ以上の臓器が機能しなくなっている状能を指すことがあります。しかし一般的には、がんが原発巣か ...
上皮性のがんとは?
人体の外側の表面、体腔(おなかの内面)、いろいろな臓器の内面などをおおっている細胞組織(皮膚や粘膜)のことです。 上皮には血管はなく、細胞の集団が密につながっています。この上皮組織に発生するがんを上皮 ...
がんの集学的治療とは
がんなどの困難な病気を治療する際には、手術などを単独で行うのではなく、化学療法や放射線治療の他、ときには免疫療法などのまだ実験的な治療法をも併用します。 こうして、現時点で治療効果があると期待されるあ ...
がんの再燃と再発の違い
2013/07/13
-がん全体
がんの再燃と再発の違い
ある臓器または組織に発生したがん(がん細胞)を、治療によって完全に取り除くことができなかったために、残されたがん細胞がふたたび増殖を始めることをがんの再燃といいます。 これに対し、がんの治療を終えたと ...
高分化がんとは?
顕微鏡で観察したときに、形のはっきりした細胞(分化の進んだ細胞)ががん化したものをこう呼びます。 これに対し、細胞の形がはっきりしない未成熟な細胞(低分化または未分化の細胞)から発生したがんを低分化が ...
原発がんとは?
最初に発生したがんで、「原発性がん」ともいいます。 原発がんが生じた病巣は「原発巣(げんぱつそう)」です。原発がんに対し、その転移によって生じたがんを「転移がん」または「続発性がん」と呼びます。 ・・ ...
がん遺伝子とは?
がん化遺伝子とは、正常な細胞をがん細胞に変えるように作用する遺伝子で、すべての人がもっています。 がん化遺伝子には、変異すると特定の細胞のがん化を引き起こす「がん遺伝子」と、がん化を止めようとする「が ...
がんの「寛解(かんかい)」とは?
がんなどの治癒の難しい病気の症状が、一時的あるいは永続的に軽減したり、ほとんど消滅した状態です。 症状がある程度軽くなったりがんが小さくなることを「部分寛解」または「不完全寛解」、症状やがんそのもの( ...
がん治療「化学療法」とは?
がん細胞の分裂・増殖をじゃましてがん細胞を殺す化学物質(抗がん剤)を投与して、がんを治療する方法です。 投与方法はおもに、静脈注射、経口投与(内服)、筋肉注射、それに経髄液投与です。抗がん剤は全身の正 ...
がんの遠隔転移とは?
がん細胞は、最初にがんが発生した場所(原発巣)からはがれ落ちて、血液やリンパ液の流れに乗り、全身をめぐります。 この途中、がん細胞か原発巣から遠く離れた臓器やリンパ節に付着し、そこで増殖してがんをつく ...
がんの遺伝子診断と遺伝子治療
遺伝子診断とは、がんが疑われる組織、血液、頬の内側の粘膜組織などを採取して、その中の細胞からDNAを取り出して遺伝子を解析し、がん遺伝子やがん抑制遺伝子に異常があるかどうか、がんウイルスが存在するかど ...
アポトーシスとは?
アポトーシスは遺伝子の命令によって細胞が自殺する現象です。 生物の形づくり(形態形成)や細胞の新陳代謝で重要な役割を果たす他、自分の組織を攻撃する免疫細胞などの異常な細胞を除去する役割をもっています。 ...
悪性腫瘍とはなにか?悪性とはどのような意味か?
腫瘍は、①発生した場所にとどまっていて宿主(患者)の全身に影響を及ぼさないものと、②発生した場所から周囲に広がったり別の場所に転移して宿主の全身に影響を及ぼし、最終的に宿主を死に至らしめるものがありま ...
がんの悪液質とは?
がん細胞は一般に、分裂・増殖する過程で、宿主(患者)にとって不可欠の栄養素などを際限なく奪い取って消費します。 またがん細胞は、特殊な毒性物質(トキソホルモン)を生成して患者の体内に放出します。これら ...
進行・再発した卵巣がんに対する治療法
卵巣がん(上皮がん)は、治癒したように見えても、再発する可能性がたいへん高いがんです。 また、再発時にはがんが薬剤耐性を得て、薬が効かなくなることもあります。そのため、卵巣がんに対しては、さまざまな治 ...
卵巣がんの抗がん剤治療法
2013/07/13
-その他のがん
卵巣がんの抗がん剤治療法
手術後には、ごく早期のがんを除いて、一般に化学療法を行います。 腫瘍が大きいときには、前述のように、あらかじめ化学療法を行ってがんを縮小させることがあります。抗がん剤は、通常は注射か経口投与となります ...
卵巣がん治療における手術の位置づけ
腫瘍が小さいときは、まず手術を行い、検査を兼ねて腫瘍のある卵巣を切除します。 腫瘍組織の検査により、腫瘍が悪性とわかれば、引き続き体の両側の卵巣と卵管、子宮、大網(脂肪組織)、それに虫垂(盲腸)などを ...
卵巣がんの治療方針
大部分の卵巣がんは、抗がん剤の治療効果が高いため、一般には手術と化学療法を組み合わせて治療します。 放射線治療を用いることもあります。卵巣がんは他の組織や臓器に広がりやすいがんですが、画像診断では微小 ...
卵巣がんの検査と診断方法
卵巣がんは早期発見が難しいがんです。 まれに、子宮がんのスクリーニング検査(がんの疑いのある人をふるい分けるための簡単な検査)のときに卵巣がんが発見されることがあるものの、卵巣がんに対するスクリーニン ...
卵巣がんの自覚症状とは
卵巣がんは、発症してもなかなか自覚症状が現れません。 がんが進行してようやく、腹がなんとなく痛い、食欲がない、腹や腰に圧迫感を感じる、背中や腰が痛い、腹部にしこりがある、などの症状が現れます。月経時以 ...