婦人科がんは、抗がん剤治療による効果の違いによってA群~D群の4つに分類されています。
A群の絨毛がん、胚細胞腫瘍にはよく効き、抗がん剤治療のみで治癒が期待できます。副作用も強く現れる傾向にあるのですが、治癒のためには十分な抗がん剤治療を行う必要があります。
B群は、抗がん剤だけで治癒することは難しいのですが、多くの症例で延命が十分に期待できる結果が出ています。このグループでは、再発予防を目的として術後治療にも抗がん剤が使われます。卵巣がんが該当します。
C群は、抗がん剤だけでは治癒することがなく、延命効果の可能性もB群よりは低くなります。子宮頸がん、子宮体がんが該当します。
D群は、抗がん剤の有効性は低く、延命効果の実績も乏しい腫瘍です。膣や外陰にできる悪性黒色腫が該当します。
<抗がん剤治療の効果別分類>
・A群:治癒が期待できるがん。 絨毯毛がん(おもに妊娠後に子宮内膜に発生するまれながん)、卵巣胚細胞腫瘍(10~20代に多いがん)
・B群:延命が期待できるがん。卵巣がん
・C群:症状の緩和が期待できるがん。子宮頸がん、子宮体がん
・D群:効果の期待が少ないがん。悪性黒色腫(膣や外陰に発生するがん)
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