自分や家族が癌になったら・・・。癌(がん)と正しく闘い、治療を成功させるための情報サイトです。

がんと闘うために

どうすれば

いったいどうすれば、がんに勝てるのか?

がん治療専門アドバイザーによる解説はこちら

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

がん全体

がんという病気の歴史

更新日:

がんは現代病、ではありません。

さまざまな化学物質や放射線、あるいはストレスの多い生活環境が原因となって、現代人はがんという病気を発症するようになった、というわけではないのです。実際には、がんは人類の歴史と同じくらい昔(数百万年前)から、いやそれよりはるかに古い時代から存在しました。

たとえば、いまからおよそ1億5000万年前の恐竜が地上を支配していた頃にも、すでに動物たちはがんに冒されていました。発掘されたいくつもの恐竜化石に、骨のがん(骨腫瘍)の痕跡が見られるのです。

いまから4000年ほど前になると、すでに人間ががんになった証拠が残されています。古代エジプトのミイラの調査から、当時のエジプト人ががんになっていたことがわかったのです。

がんは英語では一般に「キャンサー」といい、フランス語は「キャンセール」、またドイツ語では「クレブス」といいます。実はこれらはどれも、古代ギリシア語でカニを意味することば「カルキノス」が語源です。

いまから2000年以上昔のギリシアの哲学者ヒポクラテスは、人体のいたるところにでき、カニの足のような形に全身に広がり、ついに人間を殺す病をカルキノス・・・いわゆる"カニ病"と命名しました。そしてこの病名が、欧米では現在まで使われいるのです。(キャンサーといいます)

一方、現代の中国人や日本人が用いている「癌」の字は、病気を意味するやまいだれの中に、昔の字体で"岩"や"固まり"を意味する文字が入っています。つまり東洋では、がんは"固まりができる病気"とされたのです。

こうして古い記録を少し調べてみるだけでも、この病気が大昔から存在したことがわかります。そして古代エジプト時代にはすでに、ナイフと赤熱した鉄様を用いて、がんを切除したり焼きつぶしたりする外科手術が行われました。

また古代ギリシアで行われたがんの手術法は、その後千数百年もの間、多少改良されながらヨーロッパで続けられました。18世紀後半になると、がんについてのやや近代的な研究記録が残されるようになりました。

1775年にパーシバル・ポットというロンドンの医者は、がんが環境と関係のあることを突き止め記録に残しました。それによると、体が小さいために"はだかの煙突掃除人"として働かされた少年たちの多くが、20代になると性器(陰嚢)のがんになって死亡していることがわかり、ポット医師は、これは少年たちがススを大量に吸い込んだり、ススを体に付着させたりしているためだと書き残しました。

いまでは、ススにはさまざまな有害化学物質が含まれていることがわかっています。日本でも19世紀初頭(1804年、文化元年)、京都でオランダ医学を学んだ和歌山出身の華岡青洲が、女性に全身麻酔をかけて乳がんの切除術を施したという記録が残っています。これは世界初の全身麻酔による手術ともいわれています。

19世紀半ばには、フランスとイタリアの科学者たちが、男性より女性のほうががん死亡率が高いこと、それに男性女性ともにがん死亡者の数が年々増加していることを発見しています。彼らの調査では、地方住民より都市住民のほうが、また結婚している人々より独身者のほうががんの罹患率が高いという結果が得られたといいます。

さらに同じ頃のイタリアの医師は、「修道女には乳房の腫瘍が異常に多いが、これは彼女たちの禁欲生活が原因である」と報告しています。これらの記録は、性ホルモンの分泌が乳がんに関係するひとつの要因らしいことを物語っています。

こうして見ると、がんは決して現代人がはじめて直面した現代病などではないことがわかります。そればかりか、はるか大昔に絶滅した恐竜も、現代に人間とともに生きているイヌやネコや、昆虫や魚類などあらゆる動物もがんになり(とりわけ年老いたイヌは高い確率でがんを発症します)、それによって命を失っているのです。

また、植物もがんを生じます。がんは、細胞の増殖をコントロールする遺伝子が狂うことによって発病する病気です。したがって、成長してからも細胞分裂のプロセスが止まらないすべての生物は、がんを生じる可能性があります。生命進化の過程ではじめてそのような生物が登場したおそらく5億年以上前から、がんは生物とともにあったと見るべきなのです。

・・・

どうすれば、がんは治せるのか!?

標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・

本当にがんは治せる?

詳しくはこちらのページで

がんを完治させるための5つのルール

1つの条件

こちらのページで明らかにしています。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

-がん全体
-

Copyright© がんと闘うために , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.