がんの種類にもよりますが、がんは、増殖・転移のやっかいな性質があります。
1.増殖する
がん細胞は異常なスピードで増えます。局所で大きくなり、その臓器の正常な働きを損ねます。
2.周囲に散らばるように転移する
がんは、細胞どうしを「のりづけ」する力が弱いため、がん細胞が周囲に散りばりやすくなります。腫瘍から細胞がはがれおちて、周囲に散らばるように転移することを「播種性転移」といいます。
3.血液の流れに乗って転移する
がんは、増殖するために、たくさんの血液を必要とします。そのため、がんのかたまりは血流が盛んです。はがれおちたがん細胞が血液の流れに乗って、離れた場所に飛び火(転移)することを、「血行性転移」といいます。
4.リンパ管を介して転移する
リンパ管は、血管と同じように体内に張り巡らされている組織で、リンパ球の通り道にもなっています。リンパ管には、「リンパ節」という、リンパ管のジャンクションのような組織があります。
リンパ管に入りこんだがん細胞は、このリンパ節で増殖してかたまりをつくることがあります。これを「リンパ行性転移」といいます。
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