自分や家族が癌になったら・・・。癌(がん)と正しく闘い、治療を成功させるための情報サイトです。

がんと闘うために

どうすれば

いったいどうすれば、がんに勝てるのか?

がん治療専門アドバイザーによる解説はこちら

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

がん全体

悪性度の高いがんの特徴とは

更新日:

がんについてはしばしば、「悪性」とか「悪性度」という表現が用いられます。

ここでいう悪性とは、文字通り"たちが悪い"という意味です。腫瘍には、たちの悪い悪性腫瘍とそれほど悪くない良性腫瘍があり、私たちは前者をがんと呼んでいます。

しかし、医師やがんの専門家が「このがんは悪性である」とか「悪性度が高い」というときには違った意味があります。それは、すでに悪性の腫瘍であるがんの中でも「とくに悪性だ」といっているからであり、必ずしもそれ以外のがんが良性だといっているのではないのです。

がんはすべて悪性(悪性腫瘍)ですが、その意味は、がん細胞が際限なく憎殖して周囲の組織を圧迫・破壊し、さらに別の組織や臓器に転移して、そこでも正常な組織や臓器のはたらきをさまたげ、ついにはその人間を死に至らしめるためです。

しかし、もし発生したらじきに発見できるようながんで、それも発生場所でのみゆっくり成長し、なかなか転移を起こさなものなら、患者の生命がただちに危機に立つことはありません。その場合は、がんの状態をくわしく調べ、最適の方法で治療、すなわちがん病巣の除去または破壊を行うことにより、患者の生存期間を著しく延ばしたり、ときには完治させられる可能性も出てきます。

一方、発生したがんがなかなか見つからず、また急速に成長して周囲の正常な組織に広がったり、さらに他の場所にすみやかに転移する性質をもっていたら、どうなるかというと、こような性質のがんは治療きわめて困難であり、患者は短期間に死に至ることになります。

これは明らかに、前者と比べて"より悪性のがん"あるいは"悪性度の高いがん"ということになります。同じがんでもこのような違いがあるのは、がんの種類(発生する臓器や器官、組織の性質の違いなど)によるだけでなく、がん細胞そのものの性質にも原因があります。別の言葉でいうと、がん化したもとの細胞が「未分化」であるほど、一般に悪性度が高くなるのです。

「分化」とは、細胞の成熟の度合いのことです。"細胞の卵"である未成熟かつ未分化の細胞(幹細胞)が、何度も分裂してしだいに分化し成熟すると、専門の仕事だけを実行する細胞、すなわち脳の神経細胞や皮膚細胞になったり、血液中の白血球や赤血球になったりします。

細胞は、未分化のときには、くり返して分裂・増殖したり移動したりという多様な能力をもっています。しかし分化が進むにつれてそれらの能力の多くは失われ、専門化した細胞としての仕事しかできなくなります。

もし胃壁をつくっている細胞ががん細胞に変わったなら(胃がん)、そのがん細胞はもともと分化を終えて成熟した細胞なので、性質はもとの胃壁の細胞によく似ており、専門家が顕微鏡で観察すればすぐに見分けることができます。

そして、それが胃壁の特定の細胞であることがわかれば、それにもっとも適した治療法を選ぶことも可能になります。これは、あまり悪性度の高くないがんということになります。

しかし同じ胃がんでも、がん細胞がはっきりと分化していない、つまり未分化の胃がん細胞というものが存在します。これは増殖の速度がきわめて速く、まわりの組織にすばやく浸潤し、さらに自分の内部に周囲から新しい血管を引き込んで酸素や栄養を吸収し、猛烈に成長します。

さらに、がん細胞の一部がはがれ落ち、血流に乗って全身を移動し別の臓器などにくっついて(転移)、そこでも成長することになります。このような性質のがんは悪性度の高いがんで、「未分化がん」と呼ばれるものです。

ヒトの受精卵が分裂し始めた段階(胚)の細胞は、非常に速く分裂します。つまり細胞は一般に、未分化の度合いが高いほど分裂速度が速いということができます。この段階の細胞はすでに、正常な細胞ががん化したときにはじめて現れる無限の分裂能力を備えています。

これらのことから、未分化の細胞ががん化したもの(未分がん)が、非常にやっかいな存在であることが想像できます。しかしこのことは実は、放射線や抗がん剤による治療には好都合です。

というのも、放射線や多くの抗がん剤は、細胞が分裂する過程のどこかに作用するので、分裂をたびたびくり返す未分化のがん細胞に対しては、それだけこれらの治療効果を生み出すチャンスが何度も訪れます。この、放射線や抗がん剤に対する「感受性が高い」⇒効きやすいという点が、悪性度の高い未分化がんの唯一の弱点なのです。

・・・

どうすれば、がんは治せるのか!?

標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・

本当にがんは治せる?

詳しくはこちらのページで

がんを完治させるための5つのルール

1つの条件

こちらのページで明らかにしています。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

-がん全体
-

Copyright© がんと闘うために , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.