食道がんは、近年になって生存率が著しく高くなったがんのひとつです。
それでも、現在の食道がん全体の5年生存率は約15~35パーセントとなり、20年前の10パーセント以下に比べると、かなり改善されています。
食道は、のど(咽頭)から胃までをつなぐ円筒状の筋肉質の器官です。厚さわずか約4ミリメートルの食道の壁は、いくつもの層からなります。内側から順に、粘膜上皮、粘膜固有層、粘膜筋板、粘膜下層、固有筋層と続き、いちばん外側を外膜がおおっています。食道は、ふだんは平たくつぶれて、壁どうしがほとんど密着しています。
しかし食べ物が通過するときには内部の空間が押し広げられ、食道の壁(固有筋層)が、食べ物をしごくようにして胃まで送り込みます(蠕動運動)。胃の入口部分には噴門と呼ばれる"弁"があり、通常は閉じていますが、食べ物が来るとそれを感知して開き、食べ物を胃へと通します。
食道がんのほとんどは、胸のあたり(胸部食道)に発生するとされています。
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