腫瘍が増殖しながら成長するときにはふつう、①単純に膨張しながら大きくなっていく場合(膨張性増殖)と、②腫瘍細胞が周囲に散らばるように広がっていく場合(浸潤性増殖)があります。
悪性腫瘍(癌腫や肉腫)は、②の浸潤的な増殖、すなわちがん細胞が周囲にしみ出るように広がることが大きな特徴です。したがって、手術でがんの固まりの部分だけを切除しても、周囲の正常な組織に混じっているがん細胞を取り残す可能性があります。
また一般に、上皮組織に発生したがんが、その下の基底膜を破壊し、さらに下の層や隣接する他の臓器へと広がっていくことも浸潤といい、その状態のがんを「浸潤がん」と呼びます。
これに対比される言葉に、「上皮内がん」または「非浸潤がん」があります。
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