乳がんの組織診（病理検査）とは

マンモグラフィーや超音波(エコー)などの画像検査で、乳がんの疑いがある部分が見つかると、その部分の組織や細胞を採取して病理学検査を行います。

現在は、細胞よりも組織を採取して検査する組織診(生検)が主流となってきました。組織診(生検)の進歩は目覚ましく、現在では、針生検、マンモトーム、切開生検・摘出生検の3つがあり、マンモトームがもっとも広く行われています。

マンモトーム生検とは、超音波(エコー)またはマンモグラフィーの画像で、がんの疑いのある部分を確認しながら、生検用針を刺し入れて組織を採取する方法です。

針は直径3ミリほどで、広範囲の組織を採取することができます。かなり早期のがんでも正確に診断できるのが特徴です。さらに形状がコンパクトでポータブルになったバコラといわれる吸引式組織生検も登場してきました。

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