乳がんの再発には局所再発と遠隔転移再発があり、乳腺・およびその近辺のリンパ節や、胸壁における再発を局所再発、それ以外の部位に転移し再発した場合を遠隔転移再発といいます。
局所再発は治癒の見込みがありますが、遠隔転移再発が発覚した時点ではすでに全身に転移している可能性が高くなります。ただし、再発イコールすぐに命の危機ということではありません。
再発しても10年以上長期にわたって生存している人もいますので、早めに再発を見つけて対策を取る必要があります。
ですので初期治療を終了した患者は、10~15年は再発・転移がないかチェックすることが必要になります。
定期的な検査では年に2度の腫瘍マーカー、胸部X線、腹部超音波、年に1度の骨シンチグラフィ、乳房への超音波、マンモグラフイなどの検査を行うことが大切です。しかし、この検査とその施行頻度に関しては、議論の多いところで、アメリカのガイドラインでは治療後の全身の経過観察は、発見率とその後の治療効果、経済効果を考え合わせて、その施行が推奨されていません。
日本でも決まったガイドラインが無いのが実情です。
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