がんの広がりがどの程度の人にまで乳房房温存療法を行うかは、医療機関や医師によって微妙に違ってきますが、ある程度の原則はあります。
しこりの大きさもその判断に際して重要な要素ですが、相対的に乳房が大きければ、美容上違和感を感じさせないよう残せる場合も少なくなく、単純にしこりの大きさというよりは、しこりと乳房との大きさのバランスが重要です。
5cmくらいの大きさで乳房温存療法を行う場合は、術前に抗がん剤治療を行って、しこりを小さくしてから手術を行います。ただ、単純にしこりが大きいだけの場合はこの方法で乳房温存療法の可能性が広がりますが、がんが乳房の中を広範囲に広がるタイプの場合は、抗がん剤を先に投与しても乳房温存はむずかしいと考えられています。
大胸筋はしこりが大きいだけでは切除することはありませんが、医師の判断にはどうしても主観的な部分があるので、セカンドオピニオンを得るのも、自分で納得するための1つの方法です。
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どうすれば、がんは治せるのか!?
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