食生活も原因となる可能性があります。
世界がん研究基金と米国がん研究協会はがん予防に向けて、世界の多数の研究者の協力のもとに種々のがんと食物・栄養との関連をまとめ、疫学的証拠の質を評価しながら報告しています。
そのレポートの「乳がん」の欄によると、予防的に効くもの、関連がないもの、促進的に働くものというふうに、乳がんとの関連性を3つに分類し、それぞれ確実性がどの程度なのかということを示しています。
「高い可能性」で予防的に効くとされているのは、野菜と果物で、よく言われるビタミンCやイソフラボンは確実性が不十分としています。乳がんに促進的に働く食べ物に関しては、「高い可能性」があるものはアルコール、すなわち飲酒です。「可能性あり」となっているのは、肉類、動物性脂肪など。
飲酒については、他の研究成果からも、強いお酒は避ける、飲んでも1合程度に抑えるなど、控えめにすることが必要です。
乳がんの他のリスク要因は自分では変えられない要素もありますが、肥満や食生活の改善はすぐに着手できることですから、できることから始めてリスクを少しでも回避するよう心がける必要があります。
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