たとえば緑黄色野菜、すなわちホウレンソウやカボチャ、ニンジンなどに多く含まれる「ベータカロチン(ベータカロテン)」と呼ばれる色素は、がんの予防に役立つという話をよく聞きます。
アメリカでは1985年から5~8年間、ベータカロチンとビタミンEを組み合わせた薬剤を、約3000人の被験者に投与して観祭を続け、そのがん抑制効果が調べられました。その結果、アメリカの中年男性が非常に高率で発症する前立腺がんに関しては、たしかに発症率が平均より34パーセントも下がりましたが、肺がん患者は逆にかなり増加したのです。
他にもベータカロチンについての大規模試験が行われたものの、結果が示すものはいずれも、ベータカロチンにがん予防効果があるといえるほどのものではありませんでした。
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どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる?
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