<タマネギの主ながん予防成分>
・イオウ化合物
・イソチオシアナート
・フラボノイド(ケルセチン)
煮てもよし、妙めてもよし、揚げてもよし。さらに生でもおいしく食べられて保存性にもすぐれているタマネギは、日本人に最も親しまれている西洋野菜の1つといえるでしょう。
原産地は中央アジアから中近東にかけての地域とされ、単なる野菜というより薬用植物として世界各国に広がりました。日本には江戸時代、南蛮貿易船によって入ってきましたが、本格的な栽培が始まったのは明治以降でした。そして、現在では世界第4位の生産高を誇っています。
タマネギに含まれるイオウ化合物が注目されるようになったのは、心臓病に対する効果が認められたのがきっかけでした。オランダで行われた疫学研究の結果、タマネギをたくさん食べる人ほど心臓病になる確率が低いという事実が判明しています。
その後の研究によって、ユリ科やアブラナ科などの植物に広く含まれるイオウ化合物には、①血液の凝固反応を正常な範囲に抑えて血栓(血の塊)ができるのを防ぐ働き、②殺菌作用、③鎮静作用、④滋養強壮作用、さらに⑤発がん物質を抑制したり、それらを解毒する体内の酵素に働きかけて発がんを抑制する、などの薬理作用を持つことがにわかに解明され、がん予防の立場から大いに期待されるようになりました。
さらにタマネギの黄色い皮の部分には、すぐれた抗酸化作用を持つケルセチン(フラボノイドの一種、黄色色素の成分)が豊富に含まれています。タマネギが生活習慣病全般に効果を発揮するのは、活性酸素を無毒化するケルセチンの作用によるところも大きいといえるでしょう。
・・・
どうすれば、がんは治せるのか！？
標準治療（手術・抗がん剤・放射線）に耐え、
代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる？
詳しくはこちらのページで
こちらのページで明らかにしています。