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がん患者さんが、いま治療を受けている病院から別の病院に「転院」したいと思うことは、よくあることです。

転院を望む理由は、その病院で受けている治療や、病院のシステム、あるいは主治医に対する不満などの場合が少なくありません。また、交通の便が悪いなど、自分自身の環境的な理由の場合もあります。

かつて日本では、患者が治療を受けている病院や主治医に転院を申し出ることは勇気のいることであり、医療側も、そのような希望に対して快く対応しない傾向がありました。しかし現在では、患者が自分の考えを率直に表明することに、何ら躊躇する理由はありません。

医療側も、患者の意向を尊重する時代になっています。しかし患者が転院を望む場合は、最初に、自らその理由をはっきりさせることが必要です。「何となく」といったあやふやで気分的な理由だけでは、家族や医療側の理解を得ることはできません。

患者が転院を望む理由としては、次のようなことが考えられます。

①現在治療を受けている医師の対応のしかたや治療方法に不満がある。
②遺伝子治療など、その病院では受けられない特殊な治療を受けたい。
③通院が不便、または病院の環境や雰囲気が肌に合わない。
④転勤などのためにいまの病院で治療を受け続けることが困難になった。
⑤別の病院で別の治療を受けるよう主治医から勧められた。

いずれにせよ、漠然とした不満だけで転院を望んでも、次に受診しようとする病院や医師は、その患者にどう接すべきか判断できません。中途半端な理由で転院を望む患者は、他の病院や医師に対しても新たな不満や不信感を抱くだけであり、結局は病院から病院へ転々とするだけになりがちです。

はっきりした理由によって転院を希望するときには、まず主治医にその旨を伝えます。そして、それまでの検査や画像診断の結果、カルテのコピーなどを病院から借用する手続きを行ったうえで、新たに受診する病院の医師にデータとして持参します。

これは、同じ検査をくり返したり、それまでの経過がわからずに誤診されたりすることがないようにするためです。アメリカでは、患者が最良の医療を求めて復数の病院にかかり、最後に治療の基本方針も自分で選択することがめずらしくありません。

ただし患者自身は、渡された大量のデータや資料から自分の病状を理解するだけでなく、それぞれの治療法の長所や短所などについても相当に勉強しなければなりません。日本ではこれまで、転院に対しては消極的でした。というのも、医師に対する患者の遠慮が先に立ち、たとえ不満や不自由をもっていても転院を考える習慣が乏しく、患者が自分のカルテの内容を見たいと言い出すことには、大きな抵抗感がありました。

しかし最近では、「自分の健康と生命は自分で守る」という意識が高まり、より満足できる治療や、医師との良好な人間関係を求めた前向きな転院が増えています。

これまでの経過を明らかにするために自分の治療データを請求することは、特別なことではなくなっています。また、「セカンド・オピニオン(第2の意見)」という言葉も、広く普及しています。

これには、診断や治療に関して複数の専門家の意見を聞くという意味があり、ときには医師の側が患者に、他の病院でセカンド・オピニオンを求めるようにアドバイスすることもあります。医療の専門性がますます細分化し、診断方法や治療方法が複雑になっている現在では、最初にかかった医師の判断だけでは患者が不安なこともあるからです。

実際現在では、日本医師会の指針に沿って、カルテやレントゲンフィルムなどを開示する病院が増えています。患者の側も、はっきりした理由がある場合には、自分の望む治療を受けるために転院を考えてよい時代だといえます。

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