がんの遺伝子診断には、発症前に行うものと発症後に行うものがあります。
発症前に行う診断には次の3種類があります。
①発がん物質の代謝に関与する遺伝子の種類を調べる。
②発がん性のあるウイルスの遺伝子が細胞中に存在しているかどうかを調べる。
③遺伝性のがんの原因となる遺伝子の変異を調べる。
このうち①と②は、遺伝しないがんについての診断です。
他方、がんの発症後に行う診断も3種類あります。
①痰、尿、便、血液中の細胞を調べ、がんの発生に関係する遺伝子の変異を探す。
②手術で摘出したがん細胞のDNAを調べ、変異した遺伝子の種類を確認する。
③がんの発生に関係する遺伝子がつくるたんぱく質などを分析し、遺伝子が変異しているかどうかを調べる。
これらはいずれも、がんの原因となっている遺伝子の種類を調べ、がん細胞の性質などを明らかにするために行います。
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