治療効果は、日本癌治療学会の判定基準に基づいて4段階で判定されます。
①患者のがんがすでに認められない「完全寛解」
②がんの一部が消失あるいは縮小した「部分覚解」
③病状に大きな変化が見られない「不変」
④がんが拡大あるいは転移した「進行」
ふつう完全覚解と部分寛解では計画を続行し、治療目標にできるだけ近づけるよう努力します。また、進行では計画の見直しを行い、次の選択肢へ移行しなければなりません。これは「サルベージ(救援)療法」と呼ばれます。
ただし、当初の治療目標によって判定結果をどうとらえるかも変わるため、たとえば部分覚解が得られた場合で、より高い治療効果を求めて計画を変更することがあります。一方、患者の状態が不変であっても、目的に達していると判断する場合もあります。
抗がん剤の投与法もさまざまです。単に1種類の抗がん剤を使うだけではなく、数種類の薬を組み合わせたり、手術や放射線治療などを併用して治療を行うことがあります。こうしたさまざまな治療法の中から患者の状態に最適の方法が選択されます。
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