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肺がん

非小細胞肺がんの治療「外科手術ができる場合・できない場合」

2014/02/05

肺がんの大部分を占める非小細胞がんの治療は、いまのところ化学療法(抗がん剤治療)の効果があまり期待できません。

また肺は、放射線を受けると、炎症を起こしたり組織が硬化して、呼吸機能が著しく低下する場合があります。そこで、治療には、可能なかぎり外科治療が選択されます。

(1)外科治療が可能な場合
手術の適応となった場合には、肺を部分的に切除することもありますが、片方の肺を全部摘出する例も少なくありません。その他、肺がんの転移しやすい部分のリンパ節を切除します。がんが早期で気管支鏡で観察できる範囲にあるときは、レーザー治療を行うこともあります。

レーザー治療には、①レーザー焼灼法と、②光線力学的療法(PDT)の2種類があります。①は、強いレーザー光を当ててがんを蒸発させたり、がん細胞のたんぱく質を凝固させてがんを殺します。②は、光に反応しやすい物質(光感受性物質(商品名フォトフリン)をあらかじめがんに吸収させ、その後に、レーザー光をがんに当てるというものです。

光感受性物質は、レーザー光を浴びると、細胞を損傷させる効果をもつ活性酸素を発生します。その結果、がん細胞が死滅します。これら以外に、実験的な手法として、小さな肺がんに対してマイクロ波凝固法を行う病院もあります。

これは従来、肝臓がんに対して行われてきた治療法です。電極をがんに突き刺してマイクロ波を発生させると、周囲の組織が熱を発します。これによってたんぱく質が凝固しがん細胞が死にます。

(2)外科治療が困難な場合/外科治療のみでは不十分な場合
外科治療が困難な場合、または外科治療でがん細胞を完全には取り除けない場合には、放射線治療と化学療法のどちらか、もしくは両方を行います。肺がんの放射線治療は、通常は体外からX線を照射します(体外照射)。

しかし、がんの場所や進行状態によっては、放射性物質を封じ込めた小さなカプセルを気管支に送り込み、この放射線物質から出る放射線を、がん病巣に直接当てる手法をとることもあります(腔内照射)。その他、まだ実施できる医療施設は少ないものの、体外照射でも、陽子や炭素などの粒子を当てる粒子線治療や、強い放射線を集中的にがんに当てるラジオサージェリーなどを試みる例もあります。

化学療法は、現在、さまざまな薬の組み合わせが試されている状況です。代表的な薬として、プラチナ製剤のシスプラチンおよびカルボプラチン、植物アルカロイドのイリノテカン、ビノレルビン、ビンデシン、パクリタキセル、そして代謝拮抗剤のゲムシタビンなどがあります。

さらに数年前、死に至る重い副作用もあることで問題になったゲフィチニブ(商品名イレッサ)も、非小細胞がんに対する抗がん剤です。この薬は、がん細胞の増殖を促す信号をストップさせることができます。ゲフィチニブは、従来の薬に効果がなかった患者でも、5人に1人はがんが縮小すると報告されています。とりわけ腺がんに対しては効果が高いようです。

しかしながら、患者によってはほとんど効果がなく、逆に肺炎などの重い副作用が生じる場合があります。そこで最近、この薬が個々の患者に対して有効かどうかを見分ける方法や、副作用に対する対処のしかた(ステロイド剤の投与など)も研究されています。現在、これらの研究により、以前よりも安全にゲフィチニブを使用できるようになっています。

肺がんに対する抗がん剤治療は全身化学療法が中心ですが、がんに対する治療効果を高くし、他方で全身への副作用を小さくするための方法も研究されています。それは、抗がん剤を気管支動脈に注入する方法です。

治療効果が高いという報告もあるものの、副作用で患者が死亡した例もあり、評価はいまのところ定まっていません。他方、遺伝子治療や免疫療法、温熱療法などの治療も試みられています。

これらのうち遺伝子治療は、がん抑制遺伝子(p53)を標的にしています。肺がん患者の半数は、p53に異常をもっています。そこで、そのような患者の体内に正常なp53遺伝子を送り込みます。

ただし、これはまだ実験的な治療であるため、治療対象となるのは、抗がん剤や放射線治療の効果がない患者や、
手術後に再発した患者だけです。

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