乳がんの遠隔転移は、骨、肺、肝臓、脳など、乳房から離れた臓器に起こります。
骨転移を起こした場合、薬物療法と併せてビスホスホネート製剤であるゾレドロネート(商標名「ゾメタ」)を投与します。
椎体や骨盤や大腿骨など、荷重のかかる部位に骨転移があると早期から疼痛が出てきます。その場合は、非麻薬性鎮痛剤やモルヒネなどの麻薬性鎮痛剤を積極的に投与して痛みを改善します。また、範囲が限局した骨転移に対する痛みの緩和には、放射線治療が大変有効です。
放射線治療で痛みが軽くなる人は10人中8人前後と言われています。骨転移に対する治療は、転移してもろくなった骨が折れたり脊髄神経を圧迫することで下半身の麻痺が出たりすることを予防する目的もあります。
場合によっては、骨折が起きて下半身が麻痺する状態になる前に、手術的に背骨を強化する整形外科的な治療法もあります。
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