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がんを治すための「たった1つの条件」とは?

乳がん

乳がんで乳房を全摘出する手術とは

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乳がんで乳房温存療法ができない場合は、乳房全体を切除する乳房切除術が行われます。

■手術の方法
乳房切除術にもいくつかの方法があります。1番シンプルなのは「単純乳房切除術」といって、乳房だけを切除する方法です。

わきの下のリンパ節を取るかどうかは、センチネルリンパ節生検の結果によって決まります。ほかの手術法は、胸の筋肉をどこまで取るか、リンパ節をどの範囲まで取るか、という点に違いがあります。

リンパ節は、わきの下から鎖骨へ向かってレベル1、レベル2、レベル3と分けられています。

レベル3は鎖骨の下のリンパ節です。この中で、乳房と一緒にレベル2まで取る手術が、乳房切除術では標準的です。明らかにリンパ節転移がある場合には、乳房温存療法でもレベル2までリンパ節の郭清(切除)が行われます。

一方、胸の筋肉には大胸筋と小胸筋があります。大胸筋は胸と腕をつなぐ大きな筋肉で腕を動かしています。小胸筋は大胸筋の下を走る内側の筋肉の1つで、肩甲骨や肋骨を動かすときに働いています。

このうち大胸筋を残して小胸筋だけを取るのが、「大胸筋温存術」です。リンパ節は鎖骨の下のレベル3まで郭清しますが、大胸筋を残すので、肋骨が浮き出ることはありません。

乳房と一緒に胸の筋肉を切除し、レベル3のリンパ節まで郭清するのが「ハルステッド法」です。

■放射線治療
いずれの場合も、リンパ節転移があれば、手術後放射線療法を行います。転移がない場合は、再発のリスクを考えて照射を行うか行わないかを判断します。

リンパ節転移があって放射線治療を行う場合は、切除した乳房部分だけではなく、胸骨や鎖骨も含めて、胸壁に広めに放射線を照射するのが一般的です。

■術後補助療法
乳房温存療法と同じように、再発予防を目的に、ホルモン療法が効く人にはホルモン療法が行われます。効かない人には抗ガン剤による化学療法が行われます。

■乳房切除術を受けるべき人
乳房温存療法の適応にならない人で、病期(ステージ)のⅢA期までの人です。これ以上進行すると、手術による治療効果は認められていません。

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どうすれば、がんは治せるのか!?

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本当にがんは治せる?

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