乳房温存療法では、乳房部分切除術と放射線治療がセットになっています。
放射線は温存した乳房全体に照射されるのが標準的な方法です。
現在、乳房内に再発する原因として、切除した切れ端にがんが見られる「切除断端」陽性があります。
そこで、乳房全体ではなく、切除断端に重点的に放射線治療しようという試みが、乳房部分照射です。
海外では、乳房部分切除時に同時に照射を行ったり、切除した所に特殊な風船を入れて放射線治療したり、1週間位で集中的に放射線照射をしたりすることが試みられています。乳房部分照射は、従来の温存療法と比較する臨床試験が進行中です。
安全性と治療効果が検証されれば、治療のために何十回も通院する必要がなくなり、患者さんにとって社会的にも経済的にも有意義な放射線治療となります。
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