非特異的免疫療法は、免疫全体の働きを底上げします。
<体を刺激して働きを底上げする>
・サイトカイン療法など
サイトカインは、免疫細胞がおたがいに連絡を取り合うために使う物質のこと。細胞の活性を上げるサイトカインなどを投与して、全体的な免疫反応を高めます。
<攻撃力となる細胞を増やす>
・活性化自己リンパ球移入療法
NK細胞やT細胞を増やして、患者さんの体内に戻します。攻撃を担う細胞が増えるので、がんを攻撃する力も強くなることが期待できます。非特異的免疫療法は、ある1つのがんにターゲットをしぼりません。それが長所であり、同時に限界も生まれます。
<問題点>
・がんだけを攻撃することがむずかしい
がんは巧妙に免疫の目をかいくぐって大きくなります。がんの特徴を知らない免疫細胞だけでは、完全にがんを制圧することはなかなかできません。
<効果>
・免疫反応が高まる
・新たながんの発生を防ぐ可能性がある
免疫反応が高まると、そのぶんがんを見つける機会が増えます。また、がんの種類を特定しないので、がんの性質が変わったり、新たながんが発生したときに、見逃すおそれが少なくなると期待されています。
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どうすれば、がんは治せるのか！？
標準治療（手術・抗がん剤・放射線）に耐え、代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる？
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