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がんの告知のあとどのようにして治療法を決めるか

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患者の病状を説明した主治医は、つぎに治療法を提案します。

主治医は検査の結果をよく検討していますし、治療を引き受ける前提に立っていますから、責任をもって治療法を提案するでしょう。いまは検査にも治療にも、びっくりするほど多くの人たちがかかわります。

病院によっては、検査と治療に関係するスタッフが顔をあわせてカンファレンス(話しあい)をし、治療方針を決定することもあります。このようにがんの治療方針にも治療にも、非常に慎重な姿勢がとられます。

いまでは多くのがんについて「治療ガイドライン」がつくられています。たとえば胃がんでは、医師用の「胃癌治療ガイドライン」と、一般用の「胃がん治療ガイドライン」が発表されており、何年かたつごとに改訂されます。

ガイドラインのない時代には、おなじ進行度の胃がんでも、バラバラの治療がおこなわれていました。ガイドラインは平均的な高いレベルの治療をめざす基本線であり、その時点でもっとも効果の高い治療法が「標準治療」として示されます。

医療側は標準治療を基本にして治療法を提案しますが、このとき「インフォームドコンセント」が重視されます。インフォームドコンセントとは、医療側が患者側に十分な情報を提供し、病状と治療方針を納得させてから治療にとりかかるシステムです。治療をはじめるには、患者側に治療法の理解があることが前提になります。

ここでは治療法と同時に、
(1)その治療法のメリットとデメリット、
(2)副作用や合併症、
(3)治療(入院)期間、
(4)治療費、
(5)治療を受けるまでの生活上の注意、
(6)治療のあとのQOL(生活の質)
なども説明されます。

これらはいずれも、その治療を受けるかどうかを判断する、もっとも基本的な事項ですから、ゆるがせにできない重要なことがらばかりです。だから漠然とした理解ですませることはできません。

医療側はさらに、
(1)患者の身体的特徴
(肺、心臓、肝臓、腎臓などの状態)、
(2)健康状態
(血圧が高いか、糖尿病のような生活習慣病がないか)、
(3)喫煙習慣の有無
(タバコを吸っている患者には、すぐに手術ができないことがあるし、抗がん剤の使い方も難しくなる)
(4)年齢と体力
などを参考にして治療法を提案します。

病院によっては、患者側に理解しやすくするために、病状と治療法の説明をまとめた印刷物を用意してくれるところもあります。また入院するときの注意や、入院期間と治療費などについては、あとで専門スタッフや看護師のほうから説明されるかもしれません。

主治医は治療法を提案するとき、ほかの治療法についても説明するでしょう。この説明は、提案された治療法を判断する重要な材料になります。ここでもメリットとデメリットを、しっかり理解しなければなりません。

主治医がほかの治療法の説明をしなければ、「ほかにも治療法がありますか」と確かめてみるほうがいいでしょう。がんの治療では、念には念をいれる必要があります。なかには患者側に印刷物を渡して、「家に帰って、みなさんで相談して治療法をきめてください」という医師がいるかもしれません。

たとえば、前立腺がんでは治療法が非常に複雑なため、治療の全域を説明するのに時間がかかりますし、患者側も1回の説明では的確に理解することが困難です。だから、医師はいちおうの説明をしたあと、患者側に検討する時間的な余裕をあたえようとします。

しかしそんなときでも、医師がどの治療法がいいと考えるかを確かめておく必要があります。しかし、いちどの説明や印刷物に目をとおしただけでは、病状も治療法も十分に理解できないかもしれません。

患者本人は呆然としています。このような状態で、命にかかわる治療法をきめるべきではありません。治療法がよく理解できない状態で、「先生にお任せします」というのは最悪の姿勢です。命がかかるがんの治療では、他人任せの姿勢はよくありません。

最終的に主治医の提案どおりの治療を受けることになっても、そのまえに患者と家族が十分に考えて、納得していなければなりません。

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