セカンドオピニオンを受けた結果、医師を変えたい、別な病院で、治療を受け直したいと思う人が多いです。
また、セカンドオピニオンを受けていなくても、「現在の病院の治療方針や対応に納得できない」と思い、転院を考える人もいるのではないでしょうか。その場合、どのような手順で新たな診療・治療を受ければよいのでしょうか。
■セカンドオピニオンを受けた病院で治療する場合
実際に、セカンドオピニオンを受けた医師の意見を聞いて、その医師に治療をしてもらいたいと思う方もいると思います。その場合は、いくつかの段階を踏まなければいけません。
まず、セカンドオピニオンを受けた医師のいる病院で、治療を希望していることを伝え、受け入れてもらえるかどうかを確認します。人気のある医師の場合、手術を希望しても、手術日が何ヵ月も先になってしまったり、予約を受けつけていない場合があるためです。受け入れてもらえるようであれば、主治医に転院することを伝えましょう。
そして、新たに、セカンドオピニオンを受けた病院で、がんの種類に応じた診療科を外来受診し直します。そこで、新たに検査などを行ったのち、治療方針、治療のスケジュールなどが決められます。
■新たに、自分に適した医師を探して治療を受ける場合
医師や病院を選ぶのは、あなたにとって最も重要で、悩ましい問題でもあります。自分が治療を受けたいと感じられる病院、治療に実績のある医師について調べる方法は、本やインターネットを読んだり、医療関係の情報に詳しい人に聞いたり、加入している民間保険があれば付帯サービスを利用したりすることです。
その中で疑問に感じたり、わからないことがあれば、セカンドオピニオンを受けた医師や、相談支援センターなどに聞いてみましょう。がんの告知を受けたあとは、情報を集めたり、入院準備や身辺の整理などで慌しくなります。その時間の中で、転院の手続きを行うのは多大な労力を要し、心身にも負担がかかります。
このようなことを十分に考慮して、新たな医療機関選びを行いましょう。そして、転院することが正式に決まったら、一人でやりきろうと思わずに、周囲の人に協力してもらいながら、転院の手続きを行いましょう。
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