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治療を受けるまえのいちばん大きな問題は、なんといっても医療費でしょう。

がんにかかると、ほとんどの人がこの問題に苦しみます。家族ががんにかかったら、最初に医療費を考えないわけにはいきません。この問題を切りぬけるには、治療がはじまるまでに、主治医、看護師、相談窓口、相談支援センターなどで話を聞いて、どれくらい医療費がかかるかを確かめておく必要があります。

なお「医療費」というのは、手術代、放射線療法代、薬代のほか、検査費用、入院費などをいれた総額をさします。以下に、胃がんの全摘手術(胃をぜんぶ摘出する手術)を受けて入院した男性と、乳がんの全摘手術を受けて入院した女性の医療費を見てみましょう。

これらは平成2O年4月の診療報酬点数による入院費の一例です。この合計額の1割から3割が患者の自己負担額になり、この自己負担額の割合は患者によって異なります。

■胃を全摘した男性(40歳)の医療費(入院期間30日間)

初診料:2,700円
注射料:160,000円
検査料:71,000円
指導管理料:19,000円
処置料:10,000円
画像診断料:90,000円
投薬料:60,000円
手術・麻酔料:1,100,000円
入院料 ICU(集中治療室)に5日、個室に16日:1,000,000円
合計:2,512,700円

■乳房を全摘した女性(47歳)の医療費(入院期間20日間)

初診料:2,700円
注射料:78,000円
検査料:85,000円
放射線治療料:270,000円
指導管理料:61,000円
処置料:18,000円
画像診断料:70,000円
投薬料:20,000円
手術・麻酔料:380,000円
入院料 差額ベッドに20日間:580,000円+100,000円
合計:1,647,000円

このなかで「指導管理料」というのは、入院中の感染予防の処置をしてもらったり、退院後のケアや育児の指導をしてもらったりしたときの費用です。このほかに保険が適用されない、全額を個人が負担する「高度先進医療」という制度があります。

「lCU」(集中治療室)という項目は、病状が危険なときに集中的に治療管理する病室のことで、一般の病室より高く設定されています。これにも保険が適用されますが、2週間以上は認められません。

病院側は2週間以上の治療管理が必要なときは、べつの適切な病室を提案するでしょう。保険が適用されない「個室使用料」は病院によってさまざまで、1日に1万円から1O万円までとされています。個室も差額ベッドも、1泊すると2日分として計算されますので、承知しておきましょう。

「差額ベッド料」というのは、定員が4人以下で、ひとりあたりの面積が一定の広さ(6.4平方メートル以上)をもつ病室のことをさします。つまりプライバシーを確保できる病室のことで、これにも自己負担が必要です。

差額ベッドの病室にはいるときは、患者側の同意書へのサインが必要になります。差額ベッド料は病院によってさまざまですが、平均して1日に5000円から1万円程度でしょう。一般の病室が満員だったりするような病院側の都合で、差額ベッドの病室にはいらざるをえないときは、差額ベッド料を請求されることはありません。

医療費の診療報酬は2年ごとに見直されます。最近では、病名や症状、治療内容、入院日数をくみあわせて、医療費を定額にしたと「DPC」(診断群分類包括評価)というシステムをとりいれる大病院がふえてきました。

これは1日あたりの点数(金額)がきまっていて、検査、注射、薬などがその範囲内でまとめられる方式です。かかった経費をまとめる従来の方式とちがい、医療費の大まかな目安がたつことがメリットになります。

また、これまでは保険のきく「保険診療」と、全額が自己負担になる「自由診療」が厳格に区別されていて、両方を同時に実施することはできませんでした。未承認の薬を使ったり、すい臓がんに承認された薬を肺がんに使用したりすると自由診療にされ、保険診療の治療費まで自己負担になりました。

ところが少しずつ「混合診療」が認められてきて、保険診療を受けながら保険外診療を受けることができるようになってきました。入院したときの医療費の支払いは、退院するときに清算するのが原則です。

入院が複数の月にまたがるときは、月末までの請求書を翌月の1O日すぎに渡され、期日(1週間から10日間)までに支払うことになります。支払いは病院の会計窓口、銀行、郵便局、病院内のキャッシュコーナーに設置されているATM(現金自動出入機)でできますが、病院によってちがうこともあります。

支払いは現金がふつうですが、大きな病院では、クレジットカードによる分割払いを認めるところもあります。また入院が長期間にわたるときは、現金の分割払いを認める病院もありますので、早めに会計窓口や相談支援センターで相談しておきましょう。

領収書は確定申告のときの医療費控除の申請や、高額医療費の支給申請に必要になりますから、大切に保管しておきましょう。なくしたばあいは再発行してもらうことができますが、21OO円の手数料をとられます。

入院したばあいは、このほか1日3食で78O円前後の食事料が自己負担となります。また、寝具の貸しだし料や洗濯料は実費精算となりますし、このほか家族が病院にくる交通費、お見舞いのお返しのような雑費も見ておかなければなりません。入院期間が長くなると、こうした経費も軽く見ることができません。

厚労省の調査によると、がん患者の入院費は1日に平均して3万5OOO円かかるとされ、通院して治療を受けるケースでも、1日平均で1万4000円かかるとされています。
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