自分や家族が癌になったら・・・。癌(がん)と正しく闘い、治療を成功させるための情報サイトです。

がんと闘うために

どうすれば

いったいどうすれば、がんに勝てるのか?

がん治療専門アドバイザーによる解説はこちら

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

がん全体

激しい運動でがんになる?

更新日:

運動は、よく「無酸素運動」と「有酸素運動」に分けられます。

無酸素運動とは、短距離走のように、体内に蓄えられてる酸素を使って一時的に瞬発力を出す激しい運動です。一方、有酸素運動とは、体外から酸素を取り込みながら、ある程度長時間にわたって続ける運動、たとえばウォーキングやゆっくりと行う水泳などです。

ジョギングやエアロビクスも、ゆっくりしたペースで行えば有酸素運動ということができます。エアロビクスはもともと、アメリカ海軍が、運動不足になりがちな狭い艦艇の中で、乗組員が短時間に十分な酸素を吸収できるようにする目的で開発した体操から生まれたものです。

しかし最近のエアロビクスは、むしろ瞬発力を使って全身を動かす激しい運動になっているようです。またジョギングを習慣的に行っている人は、かなりの速度で走ることが少なくありません。

このような激しい無酸素運動を長時間にわたって続けると、体内に「活性酸素」が蓄積しますが、それががんの原因になり得るのか、という点が考えるポイントになります。

酸素は私たちの呼吸には不可欠ですが、他方でこの物質は、体内に入ると、有機物(生命体を構成している物質や生命体がつくり出した物質)を酸化させる作用ももっています。生命体を酸化させるものは、人間にとっては有害物質だといえます。

酸素の中でもとくに活性酸素はきわめて不安定な酸素であり、つねに別の物質と結合したがっています。こうして、他の物質が酸素(活性酸素)とむりやり結合させられて酸化物に変わることを、一般に酸化といいます。もし活性酸素が細胞中の遺伝子(DNA)と接触すると、遺伝子はこれによって損傷を受け、がんを生じる危険が高まります。

事実、体内に過剰な活性酸素が発生すると、がんなどのいろいろな病気が生じたり、一部の組織や器官の老化を早めたりすることが知られています。人間が呼吸する大気の中には、酸素は20パーセントほどしか含まれていませんが(残り80パーセントは窒素)、実験的にマウスを100パーセントの酸素の中で飼育すると、数週間以内に死んでしまいます。

では、激しい運動を続けると、実際に体内に過剰な活性酸素が蓄積し、それによってがんの発症が促進されるのでしょうか。人間の体はそれほど単純につくられてはいません。

というのも、体の中には活性酸素を取り除く特殊な酵素(SOD)があり、活性酸素の過剰な蓄積を防いでいるとされているのです。つまり、過剰な活性酸素は健康を損なうものの、激しい運動をしたから、ただちにそれが過剰な活性酸素の蓄積につながるとはいえないということです。

激しい運動をする人のがん発症率がとくに高いことを示す科学的データも存在しません。しかし、運動のしすぎは一部の臓器に過大な負担をかけ、ときには重大な事故を招くこともあります。

実際、ジョギングなどの運動激しさとほぼ比例して、突然死の確率が高くなっていくことも、アメリカの統計によっても示されています。しかし一般的には、私たちが肉体的および精神的な健康を維持するうえで、運動が好ましい効巣をもつことは明らかです。

運動を適度に行っている人ががんになりにくいという報告は少なくありません。一方で、体内の活性酸素の蓄積を抑えるために、S0Dのはたらきを高めるように遺伝子操作を加えたショウジョウバエの寿命が、野生種のショウジョウバエに比べて30~40パーセントも延びたという実験結果もあります。

この場合は、活性酸素が健康に悪影響を及ぼすことを示唆しています。こうして見ると、活性酸素が本当に人体のがん発生と無関係なのかどうか、そのこと自体は、立証も反証もされていないということになります。ただ、さまざまなデータや報告を総合すると、ひとつだけ明らかになることがあります。

それは、習慣的であまり激しくない有酸素運動、すなわちウォーキング、軽いジョギングやストレッチ、あるいはハイキングにしばしば出かけるなどは、がんの発症率を引き下げ、人間の寿命を延ばすことに効果があるということです。

適度な運動を毎日続けて全身の筋肉や臓器を活発にはたらかせ、かつ体重を適正なレベルに保てば、免疫のはたらきが高まり、便秘なども起こりにくくなります。このような生活習慣をもつ人が大腸がんなどの消化器系のがんになりにくいことは、すでに知られています。

また、運動は男性ホルモンの生産量をコントロールし、前立腺がんの発症を抑えるとする報告もあります。一方で女性ホルモンに関係する乳がん、卵巣がん、子宮ガなどについても、運動の予防果が指摘されています。

これは、運動によって脂肪が消費されると、女性ホルモンが体外に排出されるためと見られています。体に有害ではなく、かつがんの予防にもなる適正運動量を毎日維持する生活を身につければ、がんの発症率を低下させられる可能性があるということになります。

・・・

どうすれば、がんは治せるのか!?

標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、
代替療法も活用すれば・・・

本当にがんは治せる?

詳しくはこちらのページで

がんを完治させるための5つのルール

1つの条件

こちらのページで明らかにしています。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

-がん全体
-,

Copyright© がんと闘うために , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.