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がん治療における内視鏡手術とは

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21世紀のがん医療では患者のQOLが重視されており、内視鏡手術はこの傾向の反映だともいえます。

手術という治療法には、身体的負担が大きいというデメリットがあります。それまで働いていた組織や臓器の全体か一部を切りとるのですから、なにも不都合がおきないわけにはいきません。

現在の手術では、この不都合な点をできるだけ少なくしようとする努力が払われてきました。たとえば肺がんでは、できるだけ小さな部分の切除ですまそうとするようになっています。肺の右側には「上葉」「中葉」「下葉」という3つの部分があり、左側には「上葉」と「下葉」というふたつの部分があります。

肺がんが発症したばあい、がんのある葉をそっくり切除するのが基本です。ところがいまでは、肺がんに再発しにくいタイプがあることがわかってきました。

そこで気管支や血管の配置をもとにして、葉を狭い範囲にわけで切りとる「区域切除」や、もっと小さな部分だけを切りとる「部分切除」がおこなわれるようになりました。これらの手術方法では、呼吸機能が維持されますし、不幸にして再発したときにも再手術を考えることができます。

とはいえ、手術を受けたあとには痛みや引きつれがのこるし、体力の回復に時間がかかります。とくに大きな手術のあとや高齢者では、体力を回復するまでに半年から1年以上もかかることがあります。内視鏡手術が発達したのは、こうした身体的な苦痛や負担をできるだけ軽くしようとする努力の積み重ねの結果でした。

内視鏡手術では切除しようとする患部がある箇所に数個の小さな穴と、1個の少し大きめの穴をあけ、小さな穴から鉗子のような手術に必要な器具と内視鏡をいれて操作します。モニターの画面を見ながら切りとった組織や臓器が、大きめの穴からとりだされます。切りとった臓器が大きすぎるときは、切りわけてからとりだすよう工夫されます。

手術のあいだ、器具の操作の範囲を広げるために、二酸化炭素を送りこんで手術箇所をふくらませますので、その圧力で出血量が少なくなり、手術によっては輸血の必要がなくなります。つまり内視鏡手術では、輸血による肺や心臓への負担がありません。

広範囲の切開をしないし、周辺の臓器をいじらないので、大きな痛みや引きつれがのこらずに、患者は短期間に回復します。ふつうの手術なら1週間以上も寝ていなければならないばあいでも、早ければ翌日から歩くことができるでしょう。早く動ければ、それだけ回復も早くなります。

静脈の血管がつまるような合併症の心配もありません。内視鏡手術はこのようなメリットがあるいっぽう、内視鏡ではがんの広がりを十分に確認することができません。現在では転移の有無を確認する方法が発達していますが、それでも手術をして患部の広がりを肉眼で確認したいときがあります。

だから内視鏡手術にふみきるばあいは、病巣が広がっていないという確認を欠くことができません。がんにかかって内視鏡手術が提案されれば、転移がおきていないことが確認されたと考えていいでしょう。

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