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乳がん

人工物による乳房再建方法とは

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人工物による乳房再建は、乳房だけの再建になるので、胸の筋肉が残されていることが前提になります。

人工物を使った乳房再建には、1回の手術で人工物を胸に挿入する「単純人工乳房挿入法」と、1度目の手術で組織拡張器(ティッシュ・エキスパンダー)を挿入して、あらかじめ皮膚を伸ばしたあと、2度目の手術で人工物を挿入する「組織拡張法(ティッシュ・エキスパンダー法」があります。

どちらの方法を用いるかは、乳房切除後の皮膚の状態により判断します。「組織拡張法」は、まず萎縮した皮膚を伸ばすために、乳房やわきの下を切開して、ティッシュ・エキスパンダーというしほんだ風船のようなものを胸の大胸筋の下に入れます。

この風船に生理食塩水を注入して広げ、少しずつ時間をかけてその量を増やし、皮膚を伸ばしていきます。反対側の乳房と同じぐらいの大きさになったら、ティッシュ・エキスパンダーをはずしても皮膚が縮まないことを確かめたうえで、ティッシュ・エキスパンダーとインプラントを入れ替えます。

乳房の大きさや皮膚の萎縮の程度など個人差はありますが、皮膚が十分に伸びるまでにだいたい3か月前後かかります。小さな切開をするだけで、比較的簡単に行えるのが利点です。ティッシュ・エキスパンダーもインプラントも
1時間ほどで入れることができるので、日帰りでも行えます。

なお、「単純人工乳房挿入法」は、大胸筋と人工乳房をおおうだけの皮膚が残っている場合に行う方法です。この方法は通常、一期再建で行います。乳がんの手術時にインプラントを胸に入れます。

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どうすれば、がんは治せるのか!?

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