乳房温存療法とひと口にいっても、がんの大きさと乳房の大きさのバランスもあり、乳房を少ししか残せなかったり、大きな左右差がついてしまうこともあります。そういう場合の乳房再建については、留意すべき点があります。
乳房温存療法では放射線照射が行われますが、放射線照射をした乳房は皮膚が伸びにくく、乳房再建後に合併症が起こるリスクも高くなります。それよりはむしろ、乳房切除後の再建のほうが手術もしやすしきれいに再建できます。
乳房温存は可能でも、かなりの部分を切除する必要があると予想される場合には、むしろ乳房切除手術を受けて乳房再建をするという選択肢もあります。もちろん、この場合、乳防再建をたくさん手がけている信頼できる専門医に手術をしてもらうということが条件になります。
乳がんの手術を受ける前に、残される乳房がどのような状態になるのかも含めて、担当医と相談し、よく考えて判断しましょう。
・・・
どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる?
詳しくはこちらのページで