抗がん剤治療が始まると、たいていは数週間後から髪が抜け始めます。
その後、治療を続けている間は抜け続け、最終的にはほとんどなくなってしまうケースもありますが、抗がん剤の治療が終われば、必ずまた生えてきます。
ですから、たとえば抗がん剤治療が6カ月間続くとすると、髪が完全に生えそろうまでの期間を6カ月として、約1年間がかつらを必要とする期間となります。
入院中は頭部を包むバンダナやスカーフを使用したり、帽子をかぶってすませることもできますが、治療の回が重なるにつれ通院に切りかわる場合も多くなるので、早めにかつらを用意しましょう。
もしも一般用のかつらを持っていたとしても、それは健常時用に作られているので、残念ながら使えません。医療用のかつらは、頭髪が全部脱毛していることを前提に、急激な脱毛で弱った頭皮を保護し、外部からの衝撃を防いだり、保温効果なども考えて、人工皮膚などを使って作られています。
また、どれももみあげとえり足が隠れるようなスタイルになっているのも特徴です。かつらを安定させるためには、まず専用のネットをつけてから、その上にかつらをかぶり、ピンで止めます。
脱毛の状態の変化によってサイズがゆるんだりすることもあるので、アフターケアがしっかりしたところで購入しましょう。
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