大気汚染物質と癌との関係

自動車(とくにディーゼルエンジン車)の排気ガスや化学工場から排出される大気汚染物質には、活性酸素の大量発生を促す窒素化合物が含まれています。

窒素酸化物の種類は20種にも及び、実験を通じて肺がんや膀胱がんの原因物質であることが証明されています。ゴミ焼却場から大気中に排出され、河川、海洋、土壌を次々と汚染していくダイオキシンには、あらゆる化学物質のなかで最も強い毒性が示されており、がんをはじめ、人体に与える深刻な影響が指摘されています。

ダイオキシンは食物連鎖で私たちの体内に入り、肝臓や脂肪組織のなかに蓄えられて、約10年以上も排世されることなくとどまり続けるといわれています。

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