<主ながん予防成分>
・多糖類(β-グルカン)
キノコはカビなどと同じ菌類に属します。
主に木の切り株に発生した菌が「子実体」と呼ばれる生殖体を持つことで、食用キノコに生長するわけです。日本では約20種類のキノコが人工栽培によって生産されていますが、とくに消費量が多いのはシイタケ、シメジ、エノキダケ、マイタケ、キクラゲなどで、和洋中さまざまな料理に利用されています。
こうしたキノコ類の成分は、9割が水分で、エネルギー源となる脂肪はほとんど含まれていないことから、かつては栄養的に価値の低い食品と思われてきました。ところが、最近になってさまざまな機能性成分が発見され、一躍脚光を浴びる存在になりました。
たとえば、干しシイタケなど乾燥品に多く含まれるエルゴステリンという物質は、体内で骨の形成を促進するビタミンDに変換される作用を持っており、エリタデニンという物質には血中コレステロール値を下げて動脈硬化を予防する作用が確認されています。
また、中華料理の食材として欠かせないキクラゲには、発がんの抑制効果が認められている水溶性食物繊維が大量に含まれています。(100グラムあたり74.2ミリグラム、全食品中第2位)
さらに、ここ数年にわかに注目されているのが、キノコ全般に含まれるβ-グルカンという多糖類(ある一定の糖質が結合した物質)の免疫増強作用です。この作用によって、白血球を中心とした免疫細胞の働きが活性化され、発がんを抑えたり、腫瘍の悪性化を妨げると考えられています。
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