ここ数年来、アメリカを中心とした世界各国で日本食が高く評価されていますがその大きな要因となっているのが大豆食品です。
たんぱく質の宝庫でありながらカロリーが控えめな大豆食品は、高カロリー・高脂肪食からの脱却を目指してきた欧米諸国にとってこのうえなく理想的なエネルギー源として期待されているわけです。
ただし、豆腐、納豆、おからなどの大豆食品を料理に用いるときは、しょうゆやみそなどで味つけしたり調理することが欠かせないので塩分のとりすぎになる傾向があります。塩分のとりすぎは胃がんとの因果関係が強いだけでなく、高血圧などさまざまな疾患の原因になることが指摘されています。
そこで、しょうゆの代わりにすりゴマや香辛料で風味づけをしたり、だしを利かせるなど、調理法を工夫して塩分を控えめにする必要があります。
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