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がんを治すための「たった1つの条件」とは?

抗がん剤

抗がん作用を増強するための薬物療法とは

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化学療法では、ひとつの抗がん剤をより効果的にがん細胞に作用させるために別の薬を加えることがあります。これを「生化学的調節法」といいます。

抗がん剤を投与するとき、その薬の性質やはたらき方などを変化させる他の薬剤を同時に、あるいはその前後に投与するのです。これによって抗がん剤の作用を増強したり副作用を軽くすることが目的です。

たとえば「メトトレキサート(商品名メソトレキセート)」と「フルオロウラシル(商品名5-FU)」という2種類の薬を使う「連続治療法」もそのひとつです。これらの薬はいずれも、代謝拮抗剤に分類されます。

この手法ではまずフルオロウラシルを点滴で患者の体内に送り込み、ついで静脈内にメトトレキサートを注射します。こうするとがん細胞内でのDNAの代謝経路が変わり、フルオロウラシルがより効率的に活性物質に変化する結果、より高い抗がん効果を得ることができます。

一般に胃がんや大腸がんは、抗がん剤に反応しにくいがんです。実際、メトトレキサートだけではこれらのがんが縮小することはありません。しかし、この連続治療法を用いた場合には高い治療効果が認められます。

たとえば切除が困難なほど進行した胃がんでは、報告によって差はあるものの、患者の40パーセントに腫瘍の縮小が見られるという比較的高い治療成績が得られています。また進行した大腸がんでは30パーセント弱に治療効果が現れると報告されています。

その他の生化学的調節法として、フルオロウラシルの効果を高めるため「ホリナートカルシウム(ロイコボリン)」という薬を組み合わせたり、フルオロウラシルとその分解を抑える「ウラシル」という物質を組み合わせる手法(UFT)などがあります。

さらに、フルオロウラシルがより効率的にはたらくように配合された抗がん剤「TS1」が医療保険の対象となりました。内服薬として用いられるこの薬剤には、3種類の薬、すなわち体内でフルオロウラシルに変わる物質、フルオロウラシルの分解をさまたげる物質、それにフルオロウラシルが消化器に対して与える毒性を低下させる物質が含まれています。

この薬ではフルオロウラシルの抗がん作用が長い間持続するだけでなく、副作用も小さくなります。TS1は、進行性の胃がんに対してこれまでにないすぐれた効果が確認され、さらに大腸がんや膵臓がんなど他のがんへの保険適応が計画されています。

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どうすれば、がんは治せるのか!?

標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・

本当にがんは治せる?

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がんを完治させるための5つのルール

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がんを治すための「たった1つの条件」とは?

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