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がんを治すための「たった1つの条件」とは?

がんの痛みへの対策

がんの痛みを消すための3つの方法

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がん患者の強い痛みを取り去ることは、がんそのものを治すことに劣らず重要な問題です。

がんの痛みの治療(疼痛治療)の方法は、大きく次の3つに分けられます。第1は、痛みの原因であるがんを取り除くことです。第2は、痛みの伝達経路を遮断することです。これは「神経ブロック」と呼ばれます。そして第3は、痛みを発している場所や患者の脳に鎮痛剤を送り込むことです。

■第1の方法 がんの治療
がんを手術で切除したり、放射線治療や化学療法(抗がん剤投与)などによってがんを根絶できれば、当然痛みもなくなるはずです。しかし現時点では、がんの完治が困難なことも少なくありません。

■第2の方法 神経ブロック
これは、痛みを伝える神経かその近くに薬を注入して神経のはたらきを抑え、痛みが伝達されないようにするものです。一時的に神経のはたらきを抑える場合は麻酔薬が用いられ、半永久的に神経の伝達機能を止める場合には神経を破壊する薬が用いられます。がんの場合、痛みの広がり方が複雑で、しかも広範囲に及ぶことが多いので、痛みを抑えられる対象が比較的はっきりしている神経ブロックだけでは、痛みを完全に消し去ることは困難です。しかしこれに鎮痛剤を併用すれば、少なくとも日常生活で必要になる動作には痛みがなくなり、"生活の質(QOL)"が向上する例は決して少なくありません。

がんの痛みの治療で比較的よく用いられる神経ブロックには、3つの方法があります。「内臓神経ブロック(腹腔神経叢ブロック)」「クモ膜下ブロック」それに「硬膜外ブロック(硬膜外鎮痛法)」です。内臓神経ブロックでは、膵臓の後ろにある腹腔神経叢の近くに薬を注入し、胃がんや膵臓がんなどの内臓由来の痛みを遮断します。クモ膜下ブロックは、脊髄をおおうクモ膜の内側に薬を送り込み、体が動くときに感じる痛みを抑えます。

また硬膜外ブロックでは、クモ膜をおおう硬膜の外側に薬を入れ、脊髄が支配する領域の痛みを和らげます。

■第3の方法 鎮痛剤
鎮痛剤を用いて痛みを取る方法です。がんの疼痛治療に用いられる鎮痛剤は、おもに2種類あります。ひとつは「消炎鎮痛剤」と呼ばれるもので、痛みが生じている部分にはたらきます。もうひとつはモルヒネなどの「オピオイド」と呼ばれる薬です。オピオイドはおもに脳などの中枢神経に作用します。

このうち消炎鎮痛剤は、炎症反応を進めるはたらきをもつ物質(プロスタグランジン)の体内での合成を抑えます。がんはまわりの組織にしばしば炎症を引き起こすので、この薬を患者に投与すると炎症がおさまり痛みが和らぐことがあります。

消炎鎮痛剤は手軽でたいへん便利な薬ではあるものの、長期にわたって使用すると、かなり重い副作用が生じることもあります。たとえば胃腸のはたらきが鈍ったり、皮膚に発疹が現れたり、肝臓や腎臓などに障害が起こったり、血球が十分に生産されなくなったりします。そのため、この薬を漫然と使用することは慎まなければなりません。

一方、オピオイドの代表はモルヒネなどの麻薬です。オピオイドには他に、モルヒネと同時に使うとモルヒネのはたらきを抑えてしまう効果をもつ非麻薬性の合成鎮痛剤、それに体内で生み出されるモルヒネに似た物質(内因性モルヒネ)などがあります。内因性モルヒネのうち、もっともよく知られているのが「ベータエンドルフィン」です。

長時間走り続けるうちに陶酔感や高揚感を感じる"ランナーズハイ"という現象は、脳内でベータエンドルフィンが分泌されることが原因と見られています。

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がんを完治させるための5つのルール

1つの条件

こちらのページで明らかにしています。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

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