自分や家族が癌になったら・・・。癌(がん)と正しく闘い、治療を成功させるための情報サイトです。

がんと闘うために

どうすれば

いったいどうすれば、がんに勝てるのか?

がん治療専門アドバイザーによる解説はこちら

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

その他のがん

甲状腺がんと転移について

更新日:

甲状腺は、のどぼとけの下の、蝶が羽を広げたような形の内分泌器官です。

甲状腺が分泌する2種類のホルモンはたいへん重要な役割をもっており、たとえばたんぱく質や脂肪、糖の代謝速度を調節したり、心臓の収縮力や心拍数をコントロールしています。

また小児期には、成長ホルモン分泌の役割をも担っています。甲状腺に発生するがんはおおむねおとなしく、あまり転移もせず、成長も速くありません。このおとなしいがんには、乳頭がん、濾胞がん、髄様がんの3種類があり、これらはまとめて「分化がん」あるいは「非危険がん」とも呼ばれます。

ただし、これらの中にも少数ながら、転移しやすい危険なタイプのものもあります。乳頭がんは、日本では甲状腺がん全体の90パーセントを占めていますが、転移はほとんどありません。

ただし、全体の10パーセントほどは危険度の高いがんです。濾胞がんは、甲状腺がんの5パーセント前後を占め、同様に危険度の低いがんです。しかし骨や肺に転移することがあるため、注意が必要です。

髄様がんは、前者に比べて、治癒率はやや低くなりますが、それでも、手術によって70パーセントは完治するとされます。しかしこのがんは、全体の2分の1~4分の1の患者が遺伝性で、なかには悪性度が高いものもあります。

遺伝性の場合、副腎や副甲状腺にも高い確率で腫瘍や機能の異常が生じます。一方、未分化がんは、危険度の高い乳頭がんから変化して生じると見られます。

このがんは急速に成長し、すばやく全身への転移を起こす、きわめて危険度の高いがんです。これらに加え、橋本病(甲状腺機能低下症。甲状腺ホルモンの不足により全身的な老化症状を引き起こす自己免疫疾患)と呼ばれる甲状腺の病気から、悪性リンパ腫に発展することがあります。これも甲状腺がんの一種に数えられることがあります。

甲状腺がんには、他のがんと異なる以下のような特徴があります。一般にがんは、若い人が発症するものほど悪性度が高く、年をとるにつれて危険度は低下する傾向があります。しかし甲状腺がんは、むしろ逆の傾向を示します。つまり、50歳以下の女性または40歳以下の男性が発症する甲状腺がんは性質がおとなしく、治療によって治癒を期待できるのに対し、おもに高齢者が発症する甲状腺がんの多くは悪性で生命の危険が生じます。

また、他のがんでは、リンパ節への転移が起こるとすでにがんは進行しているとみなされますが、甲状腺がんでは、リンパ節への転移があってもなくても、それによる予後への影響がほとんどないため、リンパ節転移はあまり問題とされないのです。
・・・

どうすれば、がんは治せるのか!?

標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・

本当にがんは治せる?

詳しくはこちらのページで

がんを完治させるための5つのルール

1つの条件

こちらのページで明らかにしています。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

-その他のがん
-

Copyright© がんと闘うために , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.