がんが骨盤壁まで浸潤している進行がん(3b期以降)に対しては、手術を行うことはまれです。
子宮と膣、骨盤内のリンパ節の他、大腸や膀胱なども広く切除しなくてはならないからです。しかし、この手術は患者の体に負担がかかるうえ、手術後には生活の質が著しく落ちます。そこで最近は、膣内照射を中心的な治療とすることが多くなってきました。
膣内照射の前や後には、補助療法として一般に、体外からの放射線照射や化学療法を行います。補助療法によってがんが小さくなったときには、手術が試みられることもあります。かつて子宮頸がんに対しては、抗がん剤の効果は低いと考えられてきました。
しかし、1980年代にプラチナ製剤のシスプラチンが使用されるようになってから、治療効果は格段に上昇しています。また最近、化学療法と放射線治療を併用すると、治療効果が高まることも明らかになりました。(化学放射繰療法)現在使用されているおもな抗がん剤は、シスプラチンの他に、プラチナ製剤のネダプラチンやカルボプラチン、代謝拮抗剤のフルオロウラシルなどがあります。
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どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、
代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる?
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