放射線には発生したがん細胞の成長・増殖を抑える効果があります。
特に乳がんは放射線の感受性が高いため、局所のがんをたたくのに効果的です。放射線治療の対象となるのは、主に、次の場合です。
①乳房温存手術を受けた場合
切除しなかった部分に残っている可能性のあるがん細胞を根絶させるために行われます。残った乳房すべてが照射の対象となります。
②リンパ節への転移が多く発見された場合
主として胸壁と、手術で取っていない鎖骨の上のリンパ節などが照射対象となります。
③再発がんなどで手術が困難な場合
手術が難しい広範囲のがんや再発がんの場合に、がんを死滅、縮小させるために行われます。照射範囲は広範囲となります。
④術前にがんを小さくする場合
術前化学療法の効果がない、抗がん剤が使えないといった進行がんでも、放射線を照射し、がんを小さくして乳房温存療法が行えるようになる場合もあります。
・・・
どうすれば、がんは治せるのか!?
標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、代替療法も活用すれば・・・
本当にがんは治せる?
詳しくはこちらのページで